2025/4/22 09:53

『史上最大のヒット作』興行収入158億円、1億人を突破!不倫&降板も「人気揺るぐことは...」

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興行収入158億円。劇場アニメ『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(2024年)はシリーズ史上最大のヒット作となり、観客動員数は劇場版シリーズの累計で1億人を突破しています。また、永岡智佳監督は日本で初めて興収100億円を超えた女性監督となりました。記録ずくめの作品です。

 人気キャラの安室透を演じてきた声優の古谷徹は、「週刊文春」(文藝春秋)に不倫スキャンダルを2024年5月に報じられて降板しています。しかし、そんな「文春砲」にも『名探偵コナン』の人気は揺るぐことはありませんでした。

なかなか終わりが見えない漫画&アニメシリーズとして1997年に連載が始まった『ONE PIECE』(集英社)も有名ですが、こちらは原作者の尾田栄一郎氏が2019年に「あと5年で終わる」と公表しています。すでにその「5年」は過ぎていますが、フィナーレに向かっているのは確かなようです。フジテレビ系のアニメ放送枠が、4月から日曜の午前9時30分から日曜の夜11時15分に移行したのも、その流れだと見られています。

 1998年に連載が始まった『HUNTER×HUNTER』(集英社)も「終わらない」ことで有名です。こちらは冨樫義博氏の原作漫画の休載が続いていることから、ファンの多くは諦めモードのようです。『名探偵コナン』に関しては、青山氏はすでに最終回のネームは用意していると言われています。『名探偵コナン』の完結に向けて、今夜放送の『100万ドルの五稜星』のように小出しにネタを明かしていくのではないでしょうか。

 しかし、毎年100億円を稼いでくれる人気シリーズとなった今では、配給の東宝も、TVアニメシリーズを放映している日本テレビも、制作局の読売テレビも、そして出版元の小学館も、簡単に手放すとは思えません。興収成績が上がり続ける限り、コナンも怪盗キッドも黒ずくめの組織の真相を簡単に解き明かすことはできなそうです。『北斗の拳』(集英社)や『ドラゴンボール』(集英社)のように、人気作ゆえにフィナーレのタイミングを誤ってしまった作品にならないといいのですが。

 ファンが『名探偵コナン』を熱心に応援し続ける限り、コナンは工藤新一に戻ることは叶わず、新一と毛利蘭が結ばれることもないわけです。それって、あまりにもせつな過ぎませんか、とサイゾーウーマンが報じた。

興収158億円の大ヒット『100万ドルの五稜星』 『名探偵コナン』の終わりはいつになる?(2025/04/21 15:00)|サイゾーウーマン興収158億円の大ヒット『100万ドルの五稜星』 『名探偵コナン』の終わりはいつになる?(2025/04/21 15:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部