約32年間放送『長寿番組』終了が決定

4月21日、約32年間にわたり放送されていたバラエティ「ダウンタウンDX」(読売テレビ・日本テレビ系)が、6月26日の放送を持って終了することが発表された。
1993年10月にスタートしたダウンタウンがMCを務める同番組だが、読売テレビは「番組の今後について検討する中、ダウンタウンのお二人より『活動休止によって多くの関係者の方々にご迷惑をおかけしている』との意向も所属事務所を通じていただき、総合的に判断した結果、放送終了に至りました」と、番組終了の理由を説明している。そのうえで「これまで番組をご覧くださった皆さまへの感謝を込めて、最後まで笑いを届けてまいりますので、皆さま、是非ともご覧ください」と説明している。
「松本人志が芸能活動休止に入ったことで昨年1月からは浜田雅功が1人でMCを担当して、相方の復帰を待ち続けましたが、今年3月10日には頼みの浜田も体調不良のため、休養を発表。現在は千鳥や、かまいたちが代打MCを務めるなど、週ごとに代役を立てて、繋いでいる状況が続いています。松本も昨年11月に週刊文春などに対する訴訟で訴えを取り下げて活動再開を発表したものの、現時点では芸能活動再開には至っていないことから、復帰の目処が立っていないことを考えれば、このような決断となったのも致し方ないことでしょう」(エンタメ誌ライター)
長寿番組の終了が決定を受け、Xでは「ダウンタウンDX」がトレンド入り。ネット上では「一つの時代が終わったって感じがする」などといった悲しみの声が多数上がっている。
「2016年8月25日放送回で放送1000回の大台を突破したことで、翌月には放送1000回突破記念記者会見が行われ、今後の目標について聞かれた松本は『2000回まで、あと23年ってことは、我々は76歳…全然イケるな!』と、放送2000回を目指すと宣言していたことが今となっては切なく感じますね。この松本のコメントに浜田は『ムリ!ムリ!どっちか死んでるって!』とツッコミを入れていたものの、『3000回ってなったら、99歳…そうなったら面白いねー。ゲストとかどうなってるんやろ』と、なんだかんだでノリノリだったことから、2人にとってもやるせない結末になってしまったことは言うまでもありません」(前出・エンタメ誌ライター)
放送1000回突破記念記者会見後の写真撮影では、報道陣から肩を組むポーズを要求されると、「そういうの好きよね」と言いながらも、しっかりそのリクエストに応えて、仲良く肩を組んでカメラに笑顔を向けた2人。
最終回では、何とか2人そろっての笑顔が見たいというのがファンの本音だろうが…とアサジョは報じている。
編集者:いまトピ編集部