阪神、衝撃トレードか

セ・リーグ首位をキープしている阪神だが、一時期の勢いがなくなってきたようだ。
「セ・パ交流戦での躓きも原因です。交流戦前に両リーグ最速での30勝到達を果たし、貯金10を記録していました。
この最速30勝到達と貯金2桁での交流戦突入は、前回リーグ優勝と日本一を達成した2023年と同じです。
そのときと同様に、独走態勢を築けるかどうかは、オールスター戦までの戦い方に懸かっています」(在阪メディア記者)
リーグ戦再開となった6月27日のヤクルト戦は、サヨナラ負け。3点リードをひっくり返されたダメージも大きいが、
「ヤクルト・内山壮真のサヨナラ打は試合途中から三塁に入った高寺望夢のエラーと記録されました。スタメン三塁手をどうしていくのか、この問題は避けられなくなってきました」(同)
との指摘も。
藤川球児監督はヘルナンデスを三塁に入れ、佐藤輝明をライトで起用。このまま佐藤を外野で使い続けるようだが、同時に浮上してきたのが「レフト問題」だという。
目下のレギュラー左翼手は森下翔太だが、肩も強いので、ライトかセンターで起用したい。佐藤も強肩だが、ヘルナンデスの打撃は下降気味で、先の高寺の失策も重なり、「チーム全体の守備位置を見直すべき」との声も出始めている様子。
「昨季ブレイクした前川右京をレフトで使うべきとの指摘も多く聞かれます。打撃不振で一度ファームに落ちましたが、6月17日に再昇格してきました。ファームでは打撃絶好調でしたが、代打での起用が続いています」(スポーツ紙記者)
前川を使うとなれば、昨季と同じレフトが最適と思われるが、となれば、現左翼手の森下をライトに戻し、佐藤を三塁に…。しかし昨季、三塁手で23個のエラーを記録したためか、藤川監督は「三塁・佐藤」を躊躇しているという。
また、打撃で頭角を現したのが4年目の豊田寛。打線に一時期の勢いもなくなってきたため、この豊田と前川をスタメンで抜てきするのも、首位キープの一つの手段となるだろうとのこと。
優勝を目指すうえで、三塁手と外野布陣見直しは避けられない問題になってきた阪神。重複戦力の整理で、「トレードを画策中」とのキナ臭い話も交錯しているが、藤川監督の決断は…と「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部