『日産』今年後半に正式発表か

日産は4月22日、大型ミニバン「エルグランド」の次期モデルのディザー画像を先行公開したという。エルグランドのフルモデルチェンジは約15年ぶりで、今年後半に正式発表され、2026年に発売が予定されているとのこと。
全面刷新されたエルグランドは、フロントに流行のLEDヘッドランプと市松模様のデイライトを採用。リアデザインも一新され、一文字の薄型テールランプや直線的なフォルムが特徴となっているようだ。
パワートレインは日産の独自技術「e-POWER」システムを搭載し、ハイブリッドシステムで燃費性能の大幅な向上を実現。また先進の運転支援システム「プロパイロット2.0」が搭載され、ハンズオフ運転や車線変更支援などの自動運転機能が利用可能だという。
現行型のエルグランドは2010年の発売だけに、デザインだけでなく装備はもはや時代遅れとなっており、「動く応接間」と言われるほど豪華な内装のトヨタ「アルファード」や「ヴェルファイア」に、人気、販売台数で大きな差をつけられてしまっていた。
2024年の販売台数を見ると、アルファード7万9374台、ヴェルファイア3万3105台に対して、エルグランドはわずか1300台。
「新型エルグランドは、同社のプレミアムEVミニバン「ハイパーツアラー」風の未来的な雰囲気が早くも好評で、旧型からの買い替えを長らく待っていたユーザーや、アルファードの長い納期に疲れた人たちには刺さる可能性が高い。価格はこれから発表されますが、アルベルを超えるような高額でなければ、勝機は十分あるでしょう」(自動車ライター)
新型エルグランドは、もしかしたら日産復活の「起爆剤」になるかもしれないと「アサ芸ビズ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部