新庄剛志監督、勇退を申し出る可能性

パ・リーグで首位争いを演じる日本ハムで近々、「新庄剛志残留プロジェクト」が始まるという。今季の日本ハムは開幕から絶好調で、40試合を消化した時点で23勝16敗1分、勝率5割9分で首位に立っている。
ここまで9本塁打を放ち、リーグ首位にいる万波中正や8本塁打のフランミル・レイエスなどがおり、すでにリーグでダントツの42本塁打を記録している。長打率3割7分9厘、出塁率3割1分8厘もリーグ単独トップだ。
投手陣は先発ですでに5勝を挙げている伊藤大海らが安定した投球を繰り広げ、チーム防御率2.42はリーグ1位。投打ともに安定しており、気が早い球団OBの間からは「このままなら2016年以来の日本一、リーグ優勝も夢ではない」との声が出始めている。だが北海道のメディア関係者からは、こんな懸念が。
「それはズバリ、新庄監督の進退問題です。仮に優勝を逃したとしても、就任後にチームは確実に強くなっており、続投が基本線。でも優勝した時の方が怖い。新庄監督の契約は1年。日本一にでもなれば、それをもって勇退を申し出る可能性は十分にあります。立場に固執する人間ではないですからね。『常に辞め時を考えている』と公言しており、何があるかわかりません」
人を引き付ける言動で、日本ハムのイメージアップに貢献してきた功績は計り知れない。仮に勇退することになれば、球団内は大荒れ間違いなしだ。
「そこで、フロント内で残留に向けた動きが始まっているのです」
と明かすのは、スポーツ紙遊軍記者だ。
「球団として、残ってもらうための条件の情報収集を開始しています。まだシーズン中であり、本人がその手の話に耳を貸さないのは明らか。それどころか、気分を害する可能性さえある。正確な情報を一日も早く、極秘裡に集めるプロジェクトの立ち上げが急務です」
さて、球団フロントはどんな手を繰り出そうというのかとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部