2025/5/26 09:53

指原莉乃(32)またも

指原莉乃

タレントの指原莉乃が、2歳年下のイケメン俳優・犬飼貴丈との交際を報じられた。指原はAKB48時代にファンと交際していた過去が発覚して大問題になったことがあるが、犬飼は指原の「ガチファン」を公言しており、またも“ファンとの交際”となったようだ。

同じAKB48出身では峯岸みなみが自身のファンだった人気YouTuberと結婚しており、地下アイドル系では27歳年上のファンと結婚した幸巴が話題になるなど、かつては夢物語だった「アイドルとファンの交際・結婚」に注目が集まっている。

「推しと付き合う」という、ファンにとって夢のような話は珍しくなくなっているのか。その影響や意外な弊害なども含め、業界事情に詳しい芸能記者が解説する。

犬飼は2017年にテレビ朝日系『仮面ライダービルド』で主演を務め、現在は俳優業の傍ら、フジテレビ系バラエティ『ぽかぽか』で曜日レギュラーなども担当しているイケメン俳優。5月15日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によると、指原は4月から5月にかけて複数回、犬飼と逢瀬を重ねていたという。

双方の事務所は「プライベートは本人に任せております」と報道を肯定も否定もせず。指原もSNSで報道を否定せずにネタにしたことで、事実上交際を認めたとみられている。

犬飼は昨年4月、指原がレギュラー出演しているフジテレビ系『トークィーンズ』にゲスト出演。学生時代から14年以上にわたって指原のガチファンであることを告白し、かつては側頭部に指原の愛称「345(さしこ)」の剃り込みを入れていたことを明かして共演者たちを驚かせた。あこがれの指原とはこの日が初共演だったそうだが、これをきっかけに今年に入ってから交際に発展したという。

指原は2012年のAKB48時代に一般のファンと交際していた過去をスクープされ、HKT48に移籍させられる騒動を起こした。今回は相手も芸能人ではあるが、再び「ファンと交際」となったようだ。

同じ元AKB48では、峯岸が自身の大ファンだった人気YouTuberグループ「東海オンエア」のてつやと2022年に結婚。てつやは結婚の8年前に「僕、大きくなったらAKBを卒業して恋愛解禁した峯岸みなみと付き合うんだ」とSNSに書き込んでおり、アイドルファンとしての最高の夢を実現したと反響を呼んだ。

また、2020年に27歳年上のファンと結婚した元アイドルの幸巴(ゆき・ともえ)も話題に。2019年に巴がアイドルを卒業してから交際し、巴が高校卒業後の18歳、ファンだった夫が45歳の時に入籍。以降は夫婦でYouTubeチャンネルなどで活動し、現在は巴が23歳、夫の「みっちゃん」が50歳となり、今月17日には第一子となる男の子が生まれたことを発表した。

いずれもアイドルファンにとっては「夢のある話」といえそうだが、実際にそんな事例はよくあるのだろうか。業界事情に詳しい芸能記者は言う。

「結婚に至るケースはレアとはいえ、アイドルとファンとの交際は決して珍しいことではない。ましてや物販や接触イベントなど、日ごろからファンとの距離が近いライブアイドル(地下アイドル)の多くは10~20代で恋愛したい盛りの年ごろ。しかも日々ライブで多忙を極めているために交友関係がせまく、異性との出会いがないアイドルも多い。優しくて清潔感のあるファンであれば、いつも応援してくれて、お金も落としてくれて、承認欲求まで満たしてくれているのだから、アイドル側が恋愛対象として捉えても不思議はない。

実際、ライブアイドル界隈では『メンバーの重大な契約違反』を理由に突然の脱退・解雇を発表する運営が多いが、その具体的な理由は『ファンとのつながり』というケースが大半。ライブアイドルは運営の管理が甘いので、それもしょうがない部分があるが、大手事務所に所属するアイドルでもファンとつながるケースは少なくない。2019年に発覚した、当時のNGT48メンバーが暴行被害を受けた事件に関連して、プライベートで一部ファンとつながっていたメンバーが相当数いたと報じられた事例もあり、この一件はさまざまな意味でアイドル界隈に衝撃を与えた。いくら大手運営でも100%監視することは不可能なので、アイドル自身が危機管理を徹底しない限り、ファンとのつながりは今後も続発するだろう」

アイドルとファンの禁断の関係であっても、恋愛が成就すればめでたい話といえる。だが、そのような「前例」が広く認知され、「ガチ恋」系のファンが増加することで弊害も生まれるという。その一つが先述した「つながり」の続発であり、前出の記者はこう指摘する。

「ファンとのつながりについては、物販でチェキにサインを書いているときに、たくさんメンバーがいるグループだと、いちいち運営もチェックできないので1対1で話すことは可能。ライブアイドルはメンバーのSNSに干渉しない運営が珍しくないので、DMで繋がるのも容易になっている。また、最近のライブアイドル界隈は20代の若い運営が多く、自身もアイドルファンだった経歴を持つ者が多いので、ある程度はしょうがないと諦めているところもある。絶対的センターのような代わりのいないメンバーでない限り、ファンとつながったら解雇すればよいと割り切っているフシもある。

また、アイドルにファンとのつながりが発覚すれば一時的に猛批判にさらされるが、ライブアイドルの世界はDD(誰でも大好き=複数の推しがいる)のファンが多く、熱しやすく冷めやすいので批判はすぐに収まるため、運営としても大した問題とは思っていない。そういったことがあっても目をつむるファンも少なくなく、その証拠につながりが原因で解雇されたアイドルが他のグループに加入しても、変わらず応援することで忠誠心を示すファンが多い」

さらに、ガチ恋系のファンが「自分も交際できるのでは」と大金を貢ぐようになったり、アイドルに認知されるために暴走したりといったケースに発展することもあるようだ。前出の記者は警鐘を鳴らす。

「自分も交際できるのではと思って貢ぎ方が激しくなったり、認知されるために暴走したりするケースは若いファンに多く、貢ぎすぎた末に金に困って闇バイトに手を出したり、転売ヤーになったりする者もいると聞く。貢いでアイドルとつながることが目的になっているせいか、金が捻出できなくなると、人知れず他界(ファンをやめて界隈から消えること)していく者も多い。大手の事務所の場合、アイドル卒業後に女優やタレントとしてステップアップさせたいので、ファンとのつながりは絶対に避けたいところだが、ライブアイドル界隈ではそれほど深刻に考えていないと思われ、今後もつながりが絶えることはないだろう」

「自分も推しと結婚できるかも」と夢見るのは自由だが、あまりに本気で入れ込みすぎるファンがいるのは困った部分があるようだとサイゾーオンラインは報じている。

指原莉乃にまたも“ファン”と交際報道…推しとの恋愛、識者「珍しくない」 | サイゾーオンライン/視点をリニューアルするニュースサイト指原莉乃にまたも“ファン”と交際報道…推しとの恋愛、識者「珍しくない」 | サイゾーオンライン/視点をリニューアルするニュースサイト

編集者:いまトピ編集部