『公衆トイレ』約4割が経験している「周りに誰もいなかったのが、唯一の救い」

外出先では、公衆トイレを使うこともあるだろう。そんなときにうっかりと、男女の性別を間違えてトイレに入ってしまった人もいるようだ。

■約4割「トイレの男女表示を…」

Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女693名を対象に調査を実施したところ、「公衆トイレで男女の区別を間違えて入りそうになった経験がある」と答えた人は39.0％だった。

出入口の構造やサインの位置がわかりづらい施設では、勘違いが起こりやすいのかもしれない。

■友達との会話に夢中で

男性用トイレに入りそうになった20代女性は、「駅のトイレに入るときに、友達と話しながら歩いていました。すると、つい勢いで男性用トイレに入りかけてしまって…。後ろを歩いていた友達が『違うよ』って止めてくれたので、なんとか入らなくて済みました」と当時を振り返る。

急いで女性用トイレに戻ったそうで、「周りに誰もいなかったのが、唯一の救いでした。急いで戻ったのですが、冷静になってから『どうして気づかなかったんだろう』って反省したんです。普段なら絶対に間違えないのに、きっと会話に夢中だったせいだと思います」と続けた。

■昔の失敗から学び

過去の失敗から確認を怠らないようにしている30代女性は、「公衆トイレに入るときには、必ず男女のマークを確認するようにしています。たとえ急いでいても、必ず立ち止まって表示を見るようにしているんです。若い頃に間違えて入りかけたことがあるので、それから注意するようになりました」と語る。

なによりも確認が大切と考えているようで、「最近はデザインがカッコよすぎて、一見、男女どっちか分かりづらいこときもあります。しかし注意して見れば、なんとか判断できるので…。とにかくトイレに入る前に、きちんと確認することが重要ですね」とも話していた。

■わかりにくいピクトグラム

Xでは、「男子トイレと女子トイレ間違えて入るやつおらんだろって思ってたけど、今年もう2回やってしまっている。これはもう駄目かもしれんね」「間違えて男子トイレに入るも、だれとも遭遇しなくてギリギリセーフ。実績解除です」など、間違えて入ってしまった人の声が。

また表示のわかりにくさも影響しているようで、「トイレのピクトグラム、わかりにくいのマジでやめて…。間違えて女子トイレ入ってガン飛ばされたわ」と愚痴をこぼしている人もいたと、Sirabeeは報じた。

表示のわかりにくさに指摘も…　約4割が経験している「公衆トイレ」での失敗 – Sirabee