2025/6/9 16:48
『アイリスオーヤマ』5キロ2000円の政府備蓄米に「疑問の声」

政府備蓄米の一般販売がようやく本格始動する一方、「できるだけ安価で安全なコメを」という消費者の期待は高まるばかりだが、そんな中、5月29日に、生活用品大手アイリスオーヤマの子会社「アイリスアグリイノベーション」が運営する宮城県亘理町の亘理精米工場に、令和4年産政府備蓄米12トンが搬入。随意契約で調達したこのコメは「和の輝き」として販売され、パッケージには「政府備蓄米」を表すシールが貼られたという。
販売価格は5キロあたり2000円(税別)で、通常流通米と比べ約3割も安く、家計を支える一助となりそうだとのこと。
同社は29日午後から公式通販サイト「アイリスプラザ」で予約を受け付け、6月4日から順次発送を開始し、同日より、仙台市や川崎市の一部ホームセンターでも店頭販売をスタートしているという。
こうした動きに、消費者からは《助かる》《ありがたい》といった歓迎の声が上がる一方で、購入手続きへの戸惑いも少なくない様子。
というのも、アイリスプラザでの購入には「会員登録」に加え、「メルマガ購読」も必須となっているためだという。購入が1人につき月1回、1点限りと数量制限が設けられているため、会員登録自体は重複購入防止の観点から理解できるものの、なぜメルマガ購読まで強制されるのか、疑問を抱く人は少なくないようだと「アサ芸ビズ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部