堺雅人(51)電撃発表
2023年7月期にTBS「日曜劇場」枠で放送された「VIVANT」。福澤克雄監督が原作を手掛けたオリジナルドラマで、主演を堺雅人が…などという説明がバカらしくなるほど、放送当時は盛り上がったものだ。
視聴率は初回こそ11.5%だったが、回を追うごとに上昇し、最終回は19.6%に達した。TVer、U-NEXTといった見逃し配信サイトの再生数も、当時の歴代最高記録を樹立。毎話、放送後にはSNSで様々な考察が飛び交い、他局のバラエティー番組ではタレントや芸人達が一視聴者として「『VIVANT』にハマってる」と公言。その様子は、ちょっとした社会現象だった。
最終回の放送直後から、続編やスピンオフの放送を期待する声が多く上がっていたが、ついに6月11日の「THE TIME,」に堺雅人が生出演。7時を知らせる「7時のうた!今日もいい日に」の歌をバックに、シマエナガダンスを一緒に踊るサービスを見せると、「重大発表」と銘打っておよそ30分も引っ張った後に、堺の口から「『VIVANT』続編、決定しました」と伝えられた。
これから撮影が開始され、2026年の放送を予定しているとのことだが、今のところ、堺以外の出演者は明らかになっていない。
「THE TIME,」放送後の取材では、前作の出演で一躍その名を知られた富栄ドラムの出演に関して、続編でも監督を務める福澤氏の口から「普通に考えれば出るでしょう」と続投を示唆したとのことだが、となると、あのスマホの翻訳アプリの声を担当した林原めぐみも続投と考えていいだろう。
そして個人的に、まず間違いないと考えているのが、阿部寛だ。警視庁公安部外事第4課課長の野崎守という非常に重要な役回りを演じ、もうひとりの主役といったキャラクターだったから、との理由はあるが、なにより「日曜劇場」枠で放送中の「キャスター」で、いろいろと煮え湯を飲まされたことへのお詫びもあって…と勝手に予測する。
なにせ「日曜劇場」枠で阿部が過去に主演したドラマといえば「新参者」「下町ロケット」「ドラゴン桜」「DCU」と、いずれも大きな話題になった作品ばかり。「キャスター」も当初は「あの阿部寛が主演」と注目を浴びたにもかかわらず、実際にスタートしてみると、粗が目立つシナリオや、荒唐無稽すぎる主役のキャラ設定といった作品自体の問題点以上に、永野芽郁の不倫疑惑報道が大きく足を引っ張った。視聴者からは「ストーリーが頭に入ってこない」「永野のスキャンダルのせいで、台詞に説得力が全くない」といった否定的なコメントが多く噴出し、回を追うごとに視聴率は右肩下がりに。最終回目前というところでとうとう、ひと桁台に突入してしまった。
このまま「ミスター日曜劇場」の顔に泥を塗ったままではおられぬと、TBSも考えているはず。であれば、話題性十分の「VIVANT」続編に阿部を起用しないわけがない。これは来年が楽しみだとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部