2025/6/17 15:09

新車購入時の『裏ワザ』ステッカーを貼るだけ「総額24万円」

アルファードAmazon

トヨタの高級ミニバン「アルファード」に憧れるファミリー層にとって、月々の支払いをグッと楽にしてくれる「残価設定ローン(残クレ)」は救世主となっているようだ。しかし、その「お手軽感」をさらに加速させる「裏ワザ」が「埼玉トヨペット」にあった。ステッカーを貼るだけで宣伝料がもらえる「ハルバイト」がそれだ。

 ハルバイトを利用するには、新車購入時に残クレ「ハッピーライフプラン」を契約し、メンテナンスパック「スマイルパスポート」と、「トヨタTS CUBICカード」への加入が条件となる。その後、愛車のリアガラスやサイドガラスに「SAITAMA TOYOPET」と書かれたステッカーを貼り付けるだけで、アルファードなら5年契約で総額24万円(TSポイントなら28万8000ポイント)が受け取れる。月平均に直すと最初の3年間で約4000円、残り2年間は約2000円が半年ごとにまとめて振り込まれるので、支払いに充てても定期的なメンテナンス費用に回してもOKだ。

 一般的なディーラーでは、購入者にロゴステッカーを貼らせるケースはあっても、報酬の支払いまで行うケースはほとんど見られない。その点、ハルバイトは一歩進んだ広告サービスと言える。横浜や東京のトヨペット系列では同様の仕組みは確認できず、クルマを走る看板にする代わりに報酬を得るハルバイトを実施しているのは埼玉トヨペットだけだ。

 最近では「Cheer Drive(チアドライブ)」のように、企業のステッカーを自家用車に貼るだけでポイント還元を受けられる都市型広告サービスも登場している。これは走行距離に応じてポイントが貯まる仕組みだが、ディーラー購入とセットで報酬が出る例は依然として少数派だ。

 もっとも、残クレには注意点も多い。まず、契約期間中の走行距離制限や車両の状態保持義務が定められており、超過や傷、汚れがあると追加精算金が発生する。さらに、据え置いた残価にも金利がかかるため、通常の分割ローンより総支払額が増えるケースも見逃せない。契約終了時には「返却」「再ローン設定」「買取り」の選択を迫られ、車をそのまま手にできない点もデメリットと言えるだろう。加えて、契約期間中はカスタマイズが禁止されるなど、自由度が制限される点も認識しておく必要がある。

「看板を背負って走る」ことに抵抗がなければ、月々の負担を軽くしながらアルファードのある生活を実現する有力な選択肢となるだろうとアサ芸ビズが報じた。

アルファードが24万円安くなる裏ワザ!都市型広告サービス「ハルバイト」の賢い利用法  |  Asagei Biz-アサ芸ビズアルファードが24万円安くなる裏ワザ!都市型広告サービス「ハルバイト」の賢い利用法 | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部