『ドラマ』歴代ワーストか、さらに下がる可能性大「内容についていけず、脱落した」

横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の視聴率が低迷している。
第23話が6月15日に放送され、世帯平均視聴率8.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)を記録したことがわかった。
第1回の12.6%からはじまり、今回で初めて8%台に突入したことになる。
このまま低迷が続けば、大河ドラマの全話平均視聴率で歴代ワーストとなる『いだてん〜東京オリムピック噺〜』が記録した8.2%を更新するのではないかと、NHK内部でも心配の声があがっているとか。
「そもそも『べらぼう』の初回12.6%が過去最低の記録だった。そこから上向くことなく、どんどん視聴率を下げている。要因としては、中高年層が内容についていけず、脱落したこと。
大河ドラマといえば、派手な合戦シーンを期待する視聴者は多く、『べらぼう』のような人情劇を見たくないんです。今後も同じような内容が続くので、視聴率はさらに下がる可能性大です」(スポーツ紙記者)
不調な『べらぼう』に追い打ちをかけそうなのが、7月13日からスタートする日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系)だ。
同作は松本潤が主演を務め、総合診療医・徳重晃を担当する。ヒロインを小芝風花が務め、新田真剣佑、木村佳乃、田中泯などが出演。松本がキャリア30年目で、初の医師役に挑戦するとあって高い注目を集めている。
しかし、大河ドラマと日曜劇場は放送時間が違うのに、なぜ『べらぼう』に『19番目のカルテ』がトドメを刺すのだろうか? その裏側を、民放キー局の編成担当者が明かしてくれた。
「以前から、大河ドラマと日曜劇場はライバル関係にあると言われている。両枠とも中高年がターゲットで世帯視聴率が良いのですが、日曜のゴールデン帯に続けて放送されるため、どちらもリアルタイムで見る人は少ないとされている。
例えば、日曜劇場をリアルタイム視聴する人は、大河の放送時間に食事やお風呂を済ませるなど、時間割ができていることが多い。
なので、日曜劇場が高視聴率を取りそうな場合は、大河の低迷につながるとされているんです。『19番目のカルテ』は高視聴率を記録しそうで、『べらぼう』を見なくなる人がさらに増えそう」
また、『19番目のカルテ』でヒロインを務める小芝も、『べらぼう』の人気低迷に一役買うかもしれないと言われている。
「小芝は『べらぼう』で、花魁の瀬川(花の井)を演じて大人気となった。そんな小芝が日曜劇場のヒロインになるわけで、シニアファンが流れる可能性もある。小芝を裏切り者だというNHK関係者もいるようです」(同)
『べらぼう』は、福原遥や橋本愛も登場して話題になっているが、肝心の視聴率がさびしいまま。近年は視聴率が全てではなくなったが、やはり数字は気になるところだろう、と週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部