「最大10億円か」今後の起用はない、打ち切り「女優生命、強烈な赤信号」

田中圭と永野芽郁に不倫疑惑が報じられ、早一月半以上が経過したが、この間崖っぷちに立たされ続けてきた永野の女優生命に、強烈な赤信号が灯り始めている。
「4月末に週刊文春が2人の不倫疑惑を報じた際、永野は13社の広告塔を務めていたが、この間にスポンサーがゾクゾクとCMを打ち切り。
最後まで対応を見合わせていた高級ブランド・プラダも『今後の起用はない』とダメを押し、広告業界から完全に締め出しを食らった形です。
また、来年放送のNHK大河『豊臣兄弟!』を降板したことは知られているが、最後の露出の場とみられていた日曜劇場『キャスター』(TBS)が6月15日に最終回を迎え、今後の芸能活動がまったくの白紙状態に。
独立、事務所移籍、芸能活動休止、それにユーチューバー転身説など、さまざまな話が飛び交っているのです」(大手広告会社関係者)
一部芸能関係者の間では、今後永野に「最大10億円前後の違約金が発生する可能性がある」とする声もあるが、現状では不倫の事実を否定しているため、CM打ち切りはスポンサーらの自主規制という形だ。
今後はすみやかな契約解除に向かうものと見られているが、完了前に再び疑惑が深まれば、高額の違約金を巡る泥沼の争いに発展しかねない状況でもあるともいえる。
ただ、近年は石田純一が元ネタとなった「不倫が文化」となってしまったため、この“違約金アリ地獄”にハマる芸能人も少なくない。
芸能記者がこう話す。
「その筆頭は2020年に、当時22歳だった唐田えりかとの不倫が明るみになった東出昌大だろう。東出は不倫発覚後、半年で杏と離婚した。
その後、所属事務所を退所したが、騒動で負ったCM4社の違約金が2億円に届く額だったと言われ、肩代わりした前事務所に返済していたと聞いている。
その後、狩猟生活を経て映画を中心に芸能界に復帰し、昨年一般女性と再婚したが、返済が終わったかは不明です」
当時の東出は、杏との間にもうけた子供の養育費問題も重なり火の車だったが、同騒動ではお相手の唐沢もドラマの出演シーンがカットされたり、主演ドラマがお蔵入りになったりで「違約金を請求されるのでは?」に話題となった。また、同じく’20年に一般女性との多目的トイレ不倫で地上波から出禁を喰ったアンジャッシュ渡部建も約1億円に及ぶ違約金が発生したといわれているが、それをはるかにしのぐ業界ナンバーワンがベッキーなのは有名な話だ。
’16年に『ゲスの極み乙女』の川谷絵音とのゲス不倫が報じられた際、ベッキーは多数のレギュラー番組、十数本のCMを抱えていたが、すべて降板。このときに約5億円の違約金が発生したとみられている。
「ただ、ゲス不倫と揶揄されたにもかかわらず、その際にベッキーが取った行動が広告業界で“男前すぎる”と語り草になっている。
なんと彼女は違約金を事務所に1銭も払わせず、自ら払うと約束。幼いころから芸能活動でためてきた貯金をすべてはたいたという。
騒動でそれまで彼女が築いてきた真面目、清純派というイメージは消し飛んだが、代わりに生真面目で芯の強い女性と評判が上がったのも事実です」(前出・大手広告会社関係者)
もっとも、“違約金アリ地獄”にハマるかは、世間が抱く芸能人のイメージと、不倫スキャンダルが勃発したときの対応力次第ともいえる。
「例えばダウンタウン浜田雅功は’23年にエステ経営の20代女性と高級ホテルで計4回逢瀬を重ね、30万円を手渡す“パパ活不倫”が報じられた。しかし、広告塔を務めていた『くら寿司』は世間の目をよそにCMを続行している。
また、’17年にグラビアアイドルとのアパホテル不倫と同ホテルのポイントをためていたことを暴かれた袴田吉彦は、当時仕事が少なく違約金が発生しなかった。
そればかりか、騒動でイジられキャラにイメチェンし、バラエティーに進出。妻と離婚したものの、その後はドラマをはじめ映画やドラマへの出演が激増しました」(別の芸能関係者)さらに、’19年に複数の女性とマイカー不倫が報じられた原田龍二に至っては、舞台の降板や準レギュラー番組への出演休止はあったものの、地上波やラジオのレギュラー番組には騒動後も出演している。
そして、謝罪会見の速さと質問に真摯に答える対応力が話題を呼び、その後は仕事が倍増。’21年には新たに青汁のCMに夫婦で起用され、メディア出演が増える傍ら、温泉や心霊スポットの愛好家としても注目を集めるようになった。
永野が今後どのような道をたどるかは分からないが、“抜きんでた対応力”が求められることは確かだろう、と週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部