2025/6/26 18:03
長友佑都(38)、ラストチャンスか

サッカーJ1リーグ・FC東京のベテランDF長友佑都(38)が、約2か月ぶりに先発復帰を果たした。6月25日の横浜F・マリノス戦において、定位置の左サイドバックではなく右サイドバックでフル出場。試合は0-3の快勝に終わった。
この試合には、日本代表の森保一監督が視察に訪れていた。森保監督は試合後、「(長友は)さすがだなと思った」と一定の評価を与えたものの、本人は「仕事はできたかなとは思うが、まだ満足はしていない」と厳しい自己評価。ピッチ外ではメディア対応も控えめで、「代表落ちをいつ宣告されてもおかしくないという危機感からか、以前に比べて明らかにピリついている印象です」(サッカー担当記者)との声もある。
所属するFC東京は現在、J1・20チーム中16位と低迷。攻守ともに噛み合わず、「J2降格候補」とまで言われる状態にある。
それでも「現在の代表チームは欧州クラブで活躍する選手が中心。個性の強い選手たちの“まとめ役”として、長友にはベンチにいてもらう価値がある」(サッカー専門誌記者)と、“精神的支柱”としての役割を評価する声があるのも確かだ。
そんな微妙な状況が変わる可能性があるのが、7月3日発表予定の「E-1選手権」(8日・香港戦、12日・中国戦、15日・韓国戦=韓国)の代表メンバー。同大会は基本的に国内組を中心に選出されるため、「欧州組の不在=長友のまとめ役としての必要性も薄れる」との見方も強いと、アサ芸ビズが報じた。
編集者:いまトピ編集部