泣きそうになりました『番組』人間性がすごい「素晴らしい兄弟愛に...」

SUPER EIGHT・横山裕が2人の弟と乗り越えてきた苦難の日々を明かし、税理士になった下の弟の“出世”を「オレが売れた」おかげだと豪語している。
横山は、3歳の頃に両親が離婚し、2年後に母親が再婚。6歳下と8歳下の異父弟の面倒を見る長男として、中学卒業後はすぐに建設現場で働いて家計を支えていた。しかし、横山が23歳でCDデビューを果たした直後に実母のガンが発覚し、29歳で他界。以降はひとりで2人の弟の生活と教育費を稼いできた。
横山は6月22日にゲスト出演したラジオ番組「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(ニッポン放送)の中で、10代の頃から波瀾万丈な人生を送ってきたことに関し、「テレビでも放送して、やっぱり影響力も凄いけど、当の本人は結構普通で」「弟も施設に入ってて、迎えに行ったりしてましたけど、『兄ちゃん、えらいな』って言われてても、普通やったんで。“スゴい”っていう感覚じゃない」と説明。自身では腹違いの弟たちを世話するのは、当たり前のことだと思ってこなしてきたという。
また、横山の芸能界での成功もあり、弟たちの生活にも余裕が生まれると、下の弟は税理士になるまでに猛勉強を続けた。横山いわく「今は税理士になってますけど、それは完全にオレが売れたからなれたんやと思います」とし、「税理士になるって、めちゃくちゃお金がかかりますもん」「めっちゃ(試験に)落ちたんですよ」という。
お金のかかる試験に落ちるたび、下の弟からは「こっちが気持ち良く酔っ払ってる時に『兄ちゃん、落ちたからお金欲しいねんけど』ってうまいタイミングで言うてきよるんですよ。オレが機嫌が悪い時は絶対にせがんでこない」と巧みなアプローチがあったと振り返っている。
「横山は、そんな弟が税理士合格を達成した際の瞬間を『あん時のドヤ顔はエグいですよ、弟の』としつつ、『でも、やっぱり嬉しかったです。初任給でめっちゃ高い寿司をおごってもらいました。回ってないやつ。泣きそうになりました』と語っています。横山は29歳で母が亡くなった時のことを“人生で1番泣いた”とも話したことがありますが、その訃報直後もステージに立ち、弟たちのために働き続けてきました。この横山の壮絶な人生と、彼の人間性が窺える温かなエピソードに対し、ネットには『ただただ凄い。まだ未成年なのに支えた横山さんも凄いけど、弟さんも諦めずに試験に合格して努力されたんですね。頑張るお兄さんの背中を見てたからかな』『兄弟愛が素晴らしいよ。その人生は一生の宝物だね』などと称賛が並んでいます」(テレビ誌ライター)
多くの苦悩を乗り越え、今がある。横山の懐の深さや、タフなメンタルが存分に伝わるトークになったと言えそうだ。とアサジョは報じた。
編集者:いまトピ編集部