『旧ジャニーズ外し』1年で終了「世間の目をごまかそうとしている」

毎夏恒例の日本テレビ系大型チャリティー特番「24時間テレビ48―愛は地球を救う―」(8月30、31日)の制作発表会見が7月1日に都内で行われ、新設された「チャリティーパートナー」として、King&Princeの高橋海人と永瀬廉、氷川きよしが出演することになった。
昨年は総合司会をくりぃむしちゅーの上田晋也が担当し、2023年まで21年連続で旧ジャニーズ事務所のタレントが担ってきたメインパーソナリティーは置かれず。しかし今年は旧ジャニーズ事務所を引き継ぐ、STARTO ENTERTAINMENT所属のキンプリの起用となった。
テレビ局スタッフが言う。
「一昨年、なにわ男子がメインパーソナリティーに起用されましたが、平均世帯視聴率は11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。それに対して昨年は旧ジャニーズ勢を外しても、12.5でした。キンプリは日テレでレギュラー番組を持っているので、起用するのは自然な流れですが…」
高橋は「踊る世界一周」をテーマに国境、人種、障害などをボーダーレスにしたダンスショーを披露する。永瀬は視覚や聴覚に障害がある人でも楽しめる、バリアフリーな打ち上げ花火に挑戦するという。
いずれも番組の目玉となる企画だが、そもそも旧ジャニーズ外しには大きな意味があったはずだ。
「ジャニー喜多川氏の性加害問題が大騒動となり、社名変更まですることになった事務所のタレントをチャリティー特番の顔として起用するのは、明らかに番組の趣旨から外れています。それを社名が変わったことで、何事もなかったかのように…。視聴率と募金額のアップを狙っていることは明らかですが、『肩書き』を変えて世間の目をごまかそうとしているだけです」(放送担当記者)
そんな思惑通りになるか――とアサ芸プラスが報じた。
編集者:いまトピ編集部