2025/7/10 19:40
9月14日決戦、井上尚弥「今回は…」

パウンド・フォー・パウンド世界2位の男、井上尚弥(大橋ジム)の世界スーパーバンタム級統一4団体統一戦の次の相手は、WBA世界スーパーバンタム級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)。9月14日にゴングとなる。
都内で行われた開催発表記者会見で、大橋ジムの大橋秀行会長は、
「ムロジョン・アフマダリエフ。井上尚弥、デビューして13年経ちますが、キャリアの中で最強の強敵になると思います。今月半ばから、ムロジョン・アフダマリエフと対戦したことのある、そして井上尚弥と対戦をしたタパレス選手が、スパーリングのために来日してくれます」
オリコンのYouTubeチャンネル「oricon」で、会見同日にその模様が一部公開されているが、「どういう決着をファンにお見せするつもりですか」との質問に井上は、
「今回は判定決着でもいいんじゃないかなと自分自身、思っているので、しっかりと勝ち星を取りにいくという、そういう強い気持ちで12ラウンドをフルに戦いたいなと思います」
いつになく控えめ、かつ慎重な構えなのである。
アフダマリエフの戦績は、14戦13勝(10KO)1敗。5月4日に井上に挑戦したラモン・カルデナスとはジムの同僚で、同じトレーナーの指導を受ける。そして井上は、カルデナスのパンチでダウンを喫している。
となれば、井上陣営がことさら慎重になり、警戒感をあらわにする理由はわかるだろう…と、アサ芸プラスが報じた。
編集者:いまトピ編集部