『番組』生放送で「選挙」連呼、称賛の声「告知よりも選挙」...「好感度上がる」

俳優の斎藤工が主演を務める連続ドラマ「誘拐の日」(テレビ朝日系)の第1話が7月8日に放送された。斎藤は本作で「マヌケな誘拐犯」を演じているが、同日に番宣で出演した情報番組「大下容子ワイド!スクランブル」で選挙への投票を呼び掛けて称賛を集めている。
番組の後半で取り上げたのは、若者の“政治離れ”。参議院選挙の投票日である7月20日が3連休の“中日”であることに触れ、投票率の低下を懸念。22年の参院選では10代の投票率が35%台、20代が33%台だったと説明。北欧の取り組みとして、選挙期間に合わせて学校で模擬選挙を実施し、80%を超える投票率を実現していると紹介していた。
その後、CMをはさんで斎藤がスタジオに登場。MCの大下容子アナウンサーが「斎藤さん、今回は誘拐する役ということですね」とドラマについて話を振るも、斎藤は「ドラマの話もそうなんですけど、それ以上に若者の選挙離れが本当に深刻だと思っております。学校での模擬選挙っていうのは良いんじゃないかと思います」とコメント。大下アナが「生放送をちゃんと意識してくださって…」と感謝を述べると、斎藤は「僕も選挙は絶対行きますんで」と力強く語っていた。
この呼びかけに、SNSには「斎藤さん男前すぎる」「好感度上がる」「斎藤工に言われたから選挙に行く」などと賛同の声が多く寄せられていた。
「コーナーの最後でも、大下アナから『あと15秒になりました』と残り時間を告げられると、斎藤さんはドラマを『巻き込まれエンターテイメント』と称してPR。その後、『ドラマもですけど、選挙もぜひみなさん行きましょう』と最後まで投票を呼び掛けていました。これにはネット上でも『ドラマの告知よりも選挙』『選挙に行きましょうでダメ押し!ありがとう』『選挙行こうの連呼素晴らしい』といった書き込みが見られました。日本で活躍する俳優さんは政治的な発言を控える傾向が強い。アメリカでトランプ大統領を批判するハリウッド俳優とは対照的です。番組の流れもあったものの、そんな中で堂々と『選挙に行きましょう』と訴えた斎藤さんの男気に多くの視聴者が感銘を受けたようです」(メディア誌ライター)と、アサ芸ビズが報じた。
編集者:いまトピ編集部