2025/7/14 13:30

藤浪晋太郎、「異例の条件」か

野球

マリナーズ傘下3Aタコマを自由契約になり、日本球界復帰が濃厚になりつつある藤浪晋太郎が、入団に際して、異例の条件を持ち出しそうだという。

スポーツ紙デスクは、「完全に足元を見るような条件になりそうです」として、
「獲得レースで先頭を走るDeNAは複数年を提示して誠意を示しそうですが、藤浪サイドはそれを望んでいないようです。シーズンの残り試合だけの契約を持ち出すでしょうね」
と話しているとのこと。

複数年を基本とした大型契約を希望する選手が多い中、逆行しているが、藤浪サイドには計算があるようで、球界関係者は

「このまま日本に戻って現役をまっとうする気持ちは、サラサラありません。希望はあくまでもメジャーリーグです。日本でのプレーはそれに向けての調整であり、再び実績を残して売り込み材料にする腹づもりがあるわけです。確かに日本にやってきた元メジャーリーガーやマイナー選手が活躍し、再びアメリカに戻る例はいくらでもあります。藤浪がその路線を狙っていることは間違いないですよ」

と解説。

となれば、獲得にはリスクがつきまとうが、前出のスポーツ紙デスクは、

「あくまでもメジャー復帰が目標ならば、無理はしないでしょうね。阪神に独走を許しているセ・リーグ各チームは今後、クイマックス・シリーズ出場を目指し、熾烈な戦いを繰り広げることになります。最後の最後には多少の無理を強いられる選手が出てくる。藤浪にそんなつもりはないでしょうけど。あくまで個人としてのアピールが優先となります。もともと心意気で投げるタイプではないですし」

とも語る。

活躍したらしたで、来季以降は戦力として計算できない可能性が出てくるといい、

「アメリカから声がかかれば、そりゃ行くでしょう。マイナー契約でも再び海を渡るかもしれない。とはいえ、獲得する日本の球団にしてみれば、活躍しなければ意味がない。どっちみち、リスキーですね」(前出・球界関係者)

とのこと。

メジャーでひと花咲かせたい気持ちは十分に理解できるが、腰掛け気分でプレーして実績を残せるほど、日本球界は甘くない。まずはしっかりと足元を固めることだと「アサ芸プラス」が報じている。

【日本球界復帰】藤浪晋太郎がDeNAに持ちかける「異例の条件」再メジャー行きを目論んで「売り込み材料」に | アサ芸プラス【日本球界復帰】藤浪晋太郎がDeNAに持ちかける「異例の条件」再メジャー行きを目論んで「売り込み材料」に | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部