「臆病者」2日前に辞退を表明する異例の事態に

初の大阪大会となった、1分間最強を決める格闘技大会「BreakingDown 16」が、7月13日に開催されたという。
大会前には、メインイベントに飯田将成×SATORUの試合が組まれていたが、ブレイキングダウンの溝口勇児COOと飯田の間でコミュニケーションがうまく取れず、大揉めの騒動に発展。開催2日前になって飯田が出場辞退を表明する異例の事態が起きたとのこと。
空いたカードの穴を埋めるため、急遽、溝口COOが出場し、セミファイナルでSATORUと対戦。溝口COOが4ー1の判定で勝利を飾り、ひとまず騒動は終息するかと思われたが、試合後に溝口COOがリング上でマイクを握ると、
「おい、ヘタレ! 臆病者! 小心者! 子猫ちゃん! 間違えた。飯田さん、見ていますか。俺はまだ言い足りないからな、本当は。でも抑えてやっているんだよ、(朝倉)未来君に言われているから、いろいろ。言いたいことあるんだったら、いいぞ俺、ベアナックルでも」
と激しく挑発し、対戦を要求。
第25試合でYouTuberのアマリザにKO勝ちした啓之輔も、マイクパフォーマンスで飯田に
「飯田、どこにいるんだ! 俺ともう一回やるか、お前。朝倉未来の顔つぶしてんじゃねえよ。お前、最高の男なんだから、もう一回出てこいよ。俺とやろうぜ!」
とのメッセージを送ったという。
溝口COOにしろ、啓之輔にしろ、飯田との対戦が実現すれば、大いに盛り上がるのは間違いないが、ファンの反応は、意外にも冷ややかだったようで…
「元プロボクサーの飯田は一撃必殺のハードパンチと無骨で男前なビジュアルが相まって、カリスマ的な人気を誇っていました。溝口COOとのいざこざでは飯田の言い分が優勢とみられていましたが、理由はどうあれ、大会2日前にメインイベントをドタキャンしたことで、さすがに熱烈な飯田ファンも興覚め。そんな中、溝口COOや啓之輔が挑発合戦を仕掛けても、先々の大会に向けてストーリーを作るために煽っているのが透けて見えるので、ファンはしらけムード。ぜんぜん乗れていないんです」(格闘技ライター)
大揉め騒動「第2ラウンド」のゴングは鳴るのだろうかと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部