2025/7/16 14:23
【悲劇】スマホ地獄…「手数料がかかりました」

最近よく耳にする「eSIM(イーシム)」は、物理的なSIMカードを使わず、ネット上で回線情報をダウンロードして通信できる仕組みだ。端末に内蔵されているためSIMカードの抜き差しが不要で、複数回線をスマートフォン1台で運用できる。そんな便利さから「eSIMがあれば、SIMカードなんてもういらない」といった声が出ているほどだ。
だが、その便利さの裏にに「意外な落とし穴」が潜んでいることを知っているだろうか。
まず、eSIMはどのスマホでも使えるわけではない。最新のiPhoneやPixelシリーズなら対応しているが、少し古い機種や格安スマホでは、そもそもeSIM自体が使えないことが多い。せっかく格安SIMを契約して「eSIMで賢く節約」と意気込んだのに、手元のスマホが非対応で肩を落とす。そんなことになるのだ。
実際にこんな「しくじり」を経験したユーザーがいる。
「僕のスマホ、eSIMが1枚しか入らないタイプだったんですが、旅行先でメインのeSIMをうっかり削除してしまった。再発行するにも手数料がかかりました」(30代男性)
eSIMはプロファイル(回線情報データ)をスマホに直接書き込む仕組みであるため、一度削除してしまうと基本的には元に戻せない。設定ミスがそのまま「回線の消滅」につながることもあると、アサ芸プラスが報じた。
編集者:いまトピ編集部