2025/7/21 18:07

Jリーグ「ネクスト三笘」まだ21歳、可能性は無限大

サッカー

東アジアE-1サッカー選手権で中断していたJリーグが再開した。

いきなりE-1選手権での悔しさを爆発させたのが、FC東京の俵積田晃太だ。すでに6月の北中米W杯アジア最終予選に招集されており、今回が2度目の代表招集だった。

ところが2戦目の中国戦に先発出場すると、前半はほとんど仕事らしい仕事ができず、後半に入ってもドリブルで仕掛けるチャンスはあったものの、ビッグチャンスに繋がるプレーはなし。後半19分に交代した。

優勝を懸けた韓国戦には出場さえできず、本人にとって悔しさの残る大会だった。

その悔しさを晴らそうとしたのか、帰国後の最初の浦和レッズ戦で先発。得意のドリブル突破で何度もチャンスを演出。得点に繋がらなかったが、51分のプレーは圧巻だった。

ハーフウェーライン付近の自陣からドリブルを仕掛け、そのままペナルティーエリア内に侵入して右足のアウトで折り返し、あわやの場面を作った。誰も止められないスピードに乗ったドルブルは、まさにFC東京の大きな武器となっている。

6月の代表デビュー戦となったオーストラリア戦は、左足のクロスでミスを連発。左足の精度の低さを指摘された。ただ、浦和戦のドルブルは、最後は右足だけでペナルティーエリア内に侵入。ガンバ大阪戦での70メートル独走ゴールにしても、敵陣に入ってからは右足だけでドリブルし、ゴールを決めている。

つまりは、自分の型にハマれば、右足のテクニックだけで完結できる。だからこそ「ネクスト三笘」と呼ばれているのだ。

まだ代表デビューしたばかりの21歳。可能性は無限大にある。得意のドリブルで違いを見せ続ければ、これからも代表に呼ばれるチャンスはあるだろう。

もうひとり目についたが、鉄人・長友佑都だ。代表に復帰してもベンチ外が続き、「何のために代表に選ばれているのか」という声があった。E-1選手権ではキャプテンに選ばれ、中国戦では2年8カ月ぶりの先発出場を果たした。3バックの左という慣れないポジションだったが、何の問題もなくこなしている。

この浦和戦でも先発出場し、フル出場。しかも前半6分に先制ゴールをアシスト、さらに逆転されてからの後半21分の同点ゴールもアシストした。

長友の凄さがわかるのは、2アシストだけではない。この試合のスプリント回数は両チーム合わせても、室屋成に次ぐ19回。走行距離11.646キロはチーム1位と、38歳とは思えない数字を叩き出した。久しぶりに日本代表の試合に出場したことで、本大会に出場したいという思いが強くなったか、若手に負けない結果を残した。

21歳の俵積田、38歳の長友。17歳差の2人が互いに刺激し合って、どこまでレベルアップするのか楽しみだとアサ芸プラスは報じている。

FC東京「17歳差コンビ」が浦和レッズ戦で大爆発!俵積田晃太「超絶右足テク」と長友佑都「走行距離1位」がスゴイ | アサ芸プラスFC東京「17歳差コンビ」が浦和レッズ戦で大爆発!俵積田晃太「超絶右足テク」と長友佑都「走行距離1位」がスゴイ | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部