大コケか『第2話』6.4%『TVer』お気に入り登録は約50万人

福原遥が主演を務める月9ドラマ『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系)が、第2話で視聴率をガクッと落としてしまった。
7月14日放送の第2話は、平均視聴率で世帯6.4%、個人3.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。初回は世帯7.1%、個人4.1%となり、1話で離脱した視聴者が多いようだ。
若い視聴者の指標となるTVerお気に入り登録は、第2話の放送終了後で約50万人。多くも少なくもなく、大きな話題を集めた月9の前作『続・続・最後から二番目の恋』と比べると、かなりさびしい。
なぜ、第2話にして『明日はもっと、いい日になる』は失速したのだろうか?
「完全オリジナルストーリーのドラマは、児童相談所が舞台。虐待や育児放棄など家庭に問題を抱える子どもたちが主軸となり、目を背けたくなる演出ばかりです。
主演の福原さんや林遣都さんなどの演技は良く、ドラマとしてはシッカリできているんです。ただ、初回からストーリーが悲惨すぎたので、視聴者離れが加速したと予測できます」(民放関係者)
初回放送では、児童虐待を疑われたシングルマザーと子どものストーリーが放送された。
結局、児童虐待はなかったというオチだったが、視聴者からは「シングルマザーの描き方がステレオタイプ」「綺麗にまとめすぎ」「テーマがテーマだけに繊細さがほしい」などのコメントが多く寄せられた。
第2話では育児放棄している母親が登場し、初回よりも悲惨な子どもの姿が何度も映し出された。
第3話以降はさらに視聴率の低下が予想され、大コケドラマになる可能性が出てきているのだ。
『続・続・最後から二番目の恋』は視聴率も見逃し配信も人気だったにもかかわらず、なぜ『明日はもっと、いい日になる』はいきなり不人気になったのか? 裏側をキー局の編成担当が明かしてくれた。
「福原さんは、好感度も高く、演技も上手なのですが、主演ドラマで視聴率が取れていない。数字を持っていない女優として有名で、月9主演は時期尚早だったかもしれない。
また、児童相談所がテーマならば、演技に説得力のある女優を選ぶべきだった。なんとか美談にしようとする演出が見受けられ、ドラマ好きにはそっぽを向かれています」
社会問題として虐待や育児放棄を取り上げることは有意義であるが、キャストや演出などをもう少し慎重に判断するべきだったようだと週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部