藤浪晋太郎、別人か

7月18日、横浜DeNAベイスターズの入団会見に臨んだ藤浪晋太郎。「オファーをいただいた中で、一番熱量が感じられて」と、入団を決めた理由を語っていたが、取材陣もビックリしたのは会見終了が告げられた後のことだという。
「会見後、藤浪が机を片付けるスタッフの手伝いを始めたんです。スーツの上にユニホームを羽織ったままの姿で。球団スタッフも恐縮していました」(スポーツ紙記者)
ただ、マウンドでは気配りナシの“別人”となりそうだとのこと。
「冗談で『主力選手にぶつけられたら、大変。被死球対策で藤浪を獲得すべき』との声も他球団からささやかれていました」(球界関係者)
藤浪といえば、制球難でも有名になった投手だが、三浦大輔監督は、「ほかにも四球が多い投手はいます。160キロを投げる投手が何人いるかってこと」と、長所である剛速球の方を力説。
また、藤浪獲得の仕掛け人とも言える萩原龍大チーム統括本部長は、計測機器やAIを使ったプロジェクトチームを今年2月に立ち上げたという。
「藤浪を獲得し、DeNAは支配下登録の70人がすべて埋まりました。優勝をまだ諦めていません。藤浪再生の話はありますが、それはシーズンオフのことであって後半戦は藤浪をフル稼働させてくると思います」(前出・スポーツ紙記者)
先発か、救援かの起用法は未定だが、藤浪の制球難を知っているセ5球団は「救援だと怖い」というのが本音の様子。
藤浪の日米通算四球は504、死球は62(マイナー在籍時はカウントせず)。ぶつけられるのが怖くて、右打者は腰が引けてしまい、結果打ち取られる…。そんなふうにプラスの方向に出ればいいが、「四球で自滅」も十分に考えられるという。
今季中に与四死球600の大台達成の可能性は高いと言えそうだと「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部