まもなく1軍復帰か『ヤクルトスワローズ』ようやく

前半戦を28勝50敗分の惨憺たる成績で後半戦に突入するヤクルトスワローズで足りないピースのひとつが、脇腹痛で離脱している村上宗隆だ。7月末に1軍復帰というプランが、ようやく見えてきた。この間の村上の動きについて、スポーツ紙デスクが言う。
「メジャーリーグ移籍を見据えてノーステップ打法を試すなど、自己調整しています。それが後半戦にズバッとハマッて、チームの反転攻勢へとつながれば…」
主砲に加え、長岡秀樹も右後十字靱帯の損傷から1軍復帰目前となっており、8月からようやくヤクルトにレギュラーが戻ってくる見込みである。
他方で懸念されているのが33歳のベテラン、西川遥輝の処遇だ。日本ハム時代の2021年オフに、球団が保留手続きを行わない「ノンテンダー」として秋吉亮、大田泰示とともに自由契約となった。その後は楽天イーグルスに移籍したものの、2023年オフに戦力外通告を受けてヤクルトに入ったが、今年はここまで打率1割8分1厘、0本塁打、1盗塁と、ほとんど戦力になっていない。いったいなぜか。
「衰えが激しく、打撃力が落ちています。150キロ超のスピードボールに振り遅れ、ボール球の変化球に手を出してしまっています。高津臣吾監督に代わって来年の新監督が誰になるか、その意向にもよりますが、後半戦にかなりの打撃成績を残さないと、また戦力外になってしまうでしょう」(野球中継スタッフ)
西川を強制放出した日本ハムは万波中正、五十幡亮汰、水谷瞬ら若い外野手が大活躍。世代交代に見事に成功して、今シーズンは首位を走っている。日本ハムを見返すことができないまま、先に引退した秋吉や大田と同じ道を歩んでしまうことになるのだろうかとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部