2025/8/21 13:09

20年に契約解除された元「広島カープの主砲」健在どころか進化している

野球

北の大地で、かつて広島カープの主砲を務めサビエル・アレクサンダー・バティスタが再び輝きを放っているという。

2016年にカープと育成契約を結び、翌年には支配下登録。18年に25本、19年には26本塁打を放ち、緒方孝一監督(当時)率いる黄金期のクリーンナップとしてチームを支えたバティスタ。
 
マツダスタジアムを熱狂の渦に巻き込んだ“右の大砲”だったが、2019年夏、禁止薬物の陽性反応により出場停止処分。潔白を訴えたものの20年に契約解除となり、カープでの未来は絶たれたとのこと。

あれから5年。33歳となったバティスタは北海道フロンティアリーグのKAMIKAWA・士別サムライブレイズで現役を続行しており、逞しさを増した体から放たれる一打は健在どころか進化していると評されるようだ。試合後には流暢な日本語で「サイコー!」と笑顔を見せ、地元グルメ・ジンギスカンを楽しむ姿は、野球を愛し続ける一人の選手としての誠実さを感じさせるという。

27年からセ・リーグに指名打者制度が導入されるが、長打力を持つ選手にとって復帰への扉が広がる新ルールであり、もし再び赤いユニフォームをまとえば、破壊力抜群の打線が形成される可能性も。

もちろん広島を去った過去を考えれば、復帰への道は険しいが、8月20日時点で本塁打数はリーグ最低(57)の広島。北海道で快音を響かせるバティスタの姿に、「もう一度マツダスタジアムで!」と願いを募らせているファンは多いようだと「アサ芸プラス」が報じている。

北海道で蘇った大砲・バティスタ 広島ファンが願う「赤いユニフォーム」再び! | アサ芸プラス北海道で蘇った大砲・バティスタ 広島ファンが願う「赤いユニフォーム」再び! | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部