サッカー元日本代表「禁断の移籍」時に異常な警告

ライバルチームに対する感情は非常に激しいのが通常だが、さいたま市をホームタウンにする浦和レッズと、大宮アルディージャのサポーターの感情は、通常をはるかに上回る苛烈なものだ。
大宮から浦和へ「禁断の移籍」をしたサッカー元日本代表の青木拓矢氏が、水内猛氏のYouTubeチャンネルで、移籍時に異常な警告を受けたと明らかにした。
大宮が前期で首位に立つ好調の中、浦和から青木氏のもとへオファーが届いた。その時期はシーズン後半すぐ。シーズン途中に調子のいいチームから移籍する、それも大宮から浦和というのは異例のことだ。
青木氏は代理人をつけていなかったため、オファーはチームに届いたが、手放したくなかった大宮はそれを伝えず、青木氏が自らオファーが来ていないか尋ねたという。他のクラブからも打診はあったのだが、
「僕の中では(浦和が)いちばん魅力的。あのサポーターの前でプレーしたい」
という思いから、浦和への移籍を決断。ここで問題が起きる。
「僕、大宮の高島屋の前に足型があるんですよ。(浦和に移籍するなら)それを外したほうがいいんじゃないですか、と(関係者に忠告された)」
活躍した選手のフットレリーフをホームタウンに展示することはよくあり、大宮は大宮駅東口にある高島屋の前に設置している。浦和も浦和駅西口の伊勢丹前に足型が置かれている。一度、設置したものを外すことはまずないのだが、大宮の関係者とサポーターの、浦和に対する激しい感情がわかるエピソードだ。
しかしレリーフを外すことはなく、今も設置されている。青木氏は浦和でも活躍し、伊勢丹前にも足型が置かれているため、「僕は両方ある。唯一だと思う」
この事実を大宮サポーターはどう思っているのか、聞いてみたいものであるとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部