2025/10/6 18:13

佐々木朗希、まさに

野球

ワールドシリーズ・トーナメントの地区シリーズ第1戦で、9回のマウンドを託されたのは佐々木朗希だった。ドジャースはその前のワイルドカードシリーズを連勝で突破、地区シリーズ初戦を白星で飾り、2年連続ワールドシリーズ制覇に向け、好スタートを切っている。

「佐々木のクローザー起用がキモでしたね。ペナントレース終盤に適性テストでリリーフ登板させてみたら、うまくいきました。ドジャースはリリーフ陣が大乱調で、佐々木はまさに救世主となりました」(現地記者)

米メディアは佐々木のリリーフ登板を好意的に伝えた。と同時に、こんな評価も聞かれるようになった。
「先発で投げていたペナントレース前半戦とは、マウンドでの表情が違いすぎます。ちょっとオドオドしているような表情だったのに、リリーフに回ってからは闘争心を剥き出しにし、雄叫びを上げる場面まで見られました」(アメリカ人記者)

たった1球の失投が、勝ちゲームを敗北へと一転させてしまうこともある。そんな緊張感溢れるシチュエーションと期待の大きさが、佐々木の闘争本能に火をつけたのだろうか。しかし、現地関係者や米メディアの話を総合すると、佐々木の「期待」の捉え方はちょっと違った。

現地メディアが「クローザー・佐々木」に期待していたのは本当だ。しかし、そのエールを込めた地元報道の中には「タナー(・スコット)よりはマシ」というものもあった。スコットはセーブポイントが付く場面で10回も失敗するなど、終盤戦で大きく躓いた。「そんなスコットと比べるまでもなく、期待が持てる」という意味だが、佐々木は「マシ」と書かれた記事にカチンときたそうだ。

「同僚のスコットを悪く書かれたからではありません。『いないよりはマシ』みたいな格下扱いされたと解釈し、怒ったそうです」(前出・現地記者)

批判記事が闘争心の一因になったようである。それで結果が出ているのなら佐々木批判は歓迎だが、ここで新たな疑問が。佐々木は「エゴサーチ」をやっているのか。
大半のメジャーリーガーは、悪口を書かれても真に受けない。佐々木がエゴサーチをやっているとすれば、まだ自分に自信がないからだろう。このワールドシリーズトーナメントが「オドオド顔」からの完全卒業のきっかけとなってもらいたいとアサ芸プラスは報じている。

「クローザー・佐々木朗希」が現地メディアの評価に怒った!「マシ」と書かれた記事に激しく反応して… | アサ芸プラス「クローザー・佐々木朗希」が現地メディアの評価に怒った!「マシ」と書かれた記事に激しく反応して… | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部