電撃退団の余波...「土下座謝罪」まったく非がないのに

9月30日の潮崎豪「プロレスリング・ノア」電撃退団の余波がさらに広がりを見せていた。
10月13日に行われた「プロレスリングZERO1」の新宿FACE大会に、ノアに所属する小峠篤司がスーツ姿で登場すると、リング上で謝罪し、土下座したのだ。格闘技ライターが言う。
「ZERO1が管理・認定している『世界ヘビー級王座』のベルトを保持していた潮崎が、ノアを退団。それでノアで潮崎が所属していたユニット『TEAM NOAH』のメンバーの小峠が代表して、ベルトの返上に訪れたんです」
ZERO1サイドは謝罪を受け入れると、11月10日にはZERO1の田中将斗―小峠の世界ヘビー級王者決定戦が組まれ、これで団体間では、「スッキリ手打ち」となったようだ。
が、ファンの反応は違った。まったく非のない小峠がなぜ土下座謝罪をしなければいけないのか。意味不明な展開に困惑するばかり。当事者である潮崎にいたっては、10月11日に開催された「全日本プロレス」の「旗揚げ記念シリーズ2025」埼玉・行田大会に電撃登場。芦野祥太郎率いるユニット「HAVOC」の新メンバーとして加入し、新天地に活躍の場を求めていた。
ノアの副社長で顔役の一人でもある丸藤正道は自身のXで、〈ベルト返しに行くくらい自分で出来るだろうがよ。なめやがって。小峠は漢だ。頑張ろう!〉と、メッセージを送った。しかし、これにより批判のホコ先は今度は丸藤に向けられることに…。
「所属していた選手のしでかしたことで他団体に謝罪するなら、会社のトップや上層部がするべきこと。小峠だけに後始末を押しつけた姿勢に、副社長として正しい判断だったのか。ノアファンの間で物議を醸しているんです」(前出・格闘技ライター)
潮崎ショックに残るのはモヤモヤばかり。こうなったら11・10のタイトルマッチで、小峠にはファンの溜飲が下がるような戦いを見せてほしいものだとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部