『くら寿司』発表

大手回転ずしチェーンの『くら寿司』が、山形南館店で起きた迷惑行為についてコメントを発表した。
この問題は、女子学生と思われる客が、レーンに流れる寿司を素手で触り、醤油差しをいたずらする動画をSNSで配信したもの。有名インフルエンサーが動画を紹介したことで拡散され、ネット上では大問題に発展していた。
この迷惑行為を受け、くら寿司は「当該店舗の商品につきましては、すぐにすべてを入れ替えるとともに、備品につきましても、これまで通り、お客さまが入れ替わるたびに交換し、消毒を行っています」と公表。
また「IT機器の活用により迷惑行為を把握する環境を作っており、お客様にはこれまで通り安心して当社店舗をご利用いただければと思います」としている。
すでに実行者を特定し、地元警察に相談しながら対応を進めているそうだが、SNSでは実名で飲食テロを起こした客の個人情報が晒されている。
「XやTikTokでは、迷惑行為をした女性と撮影者の個人情報が暴かれている。実在する高校名と氏名だけでなく、撮影者の実家だと名指しされた施設が、グーグルマップの口コミでいたずらの被害を受けている。
また、今回騒動を起こした実行者が、過去にラーメンで遊んでいる動画も拡散され、さらに1人の女子学生が名前を晒されています」(スポーツ紙記者)
実際、現地での反応はどうなっているのだろうか? 騒動後すぐに現地入りした記者が、様子をリポートしてくれた。
「SNSで実名を挙げられている高校の生徒の間で、大騒動になっている。また、その高校のOBだという男性の話だと、卒業生たちは大迷惑しているという話で、実行者の名前が仲間内で周知されたという。未成年なので学校もふくめ、警察がどのように対応するのか注目されます」
2023年1月には、同じく回転ずしチェーンの『スシロー』で、しょうゆ差しを直接舐めた少年の動画が拡散されて大炎上した。
『スシロー』は少年に約6700万円の損害賠償を求めるなど、訴訟にまで発展。今回のケースも、同等の処置がくだされるだろうと言われている。
「スシローが損害賠償を起こしていることで、同じく全国チェーンのくら寿司も信頼回復のために同額程度の損害賠償を起こすと考えられる。いま以上の問題に発展することは間違いないですね」(前出・記者)
ちょっとした悪ふざけのつもりでも、現代は個人情報が拡散されてしまう。長い人生を棒に振らないためにも、馬鹿げた行為はやめるべきだろうと週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部