『アサヒ』発表

14日、身代金要求型ウイルス「ランサムウェア」によるサイバー攻撃を受けたアサヒグループホールディングス(HD)は、個人情報が流出した可能性があると発表した。流出した恐れのある個人情報の範囲や内容については「調査中」とのこと。
アサヒは先月29日、サイバー攻撃でシステム障害が発生したと発表している。ロシア系とみられるハッカー集団「Qilin(キリン)」は今月7日に、闇サイト上で犯行声明を公開し、財務文書や従業員の個人情報を盗んだと主張していた。
また、アサヒは11月12日に予定していた2025年1~9月期連結決算の発表を延期すると発表。システム障害の復旧見通しが立っていないためとのことで、業績への影響は「精査中」という。
ネットの声
「復旧までまだまだ時間がかかりそうです。飲食業界への影響が大きくならなければ良いのですが」
「今回の件では、なぜランサムウェアに感染したのかの原因が公表されておらず、他山の石にできない。メールの添付ファイルか、フィッシングサイトか、ソフトの脆弱性を突いたものなのかなど。もちろん、敵に脆弱性を教えることになるので非公表の理由も理解できるが、社会的に情報を共有できず、同じような攻撃を他社が受ければまた被害が拡大する可能性がある」
「今後ますますこのような犯罪は増えるだろう」
「先日、クレジットカードの明細に身に覚えのないカナダドルでの使用歴がありました。 どこで情報が漏れているかわかりません。 クレジットカードの利用歴や利用限度額に不審な点がないかチェックした方がいいと思います」
「他社が同じ目に合わない為に、本当は何が原因で何処がどう感染したのか、原因は何か、何が弱点だったのか、対策として何をするべきか、の情報を詳しく公表してほしいですね」
「損害は甚大になると思うが毎度ながら対策はできてなかったのだろうか」
「流出したと考える方が当然でしょう。 どんな理由があろうと個人情報を流出させたのなら企業には責任があるはず。 簡単に個人情報など扱わせないように処分するべき」
などの声が上がっているとエンタナビは報じている。
編集者:いまトピ編集部