2025/10/17 14:54
ソフトバンク、ファンが悲鳴「1席3万円を超えることも」「ハンバーガーを運ぶトレーまで有料」

クライマックスシリーズ(CS)でソフトバンクが、またしても日本ハムを圧倒。第2戦の勝利でアドバンテージを含む3勝0敗とし、2年連続の日本シリーズ進出に王手をかけたという。
だが、熱狂の裏側では「異変」が発生していたようで、満員御礼と思われたスタンドに、ところどころ空席が目立ったという。球団は公式Xで当日券の販売を呼びかけ、公式サイトでも「17日以降のチケット、前売り購入可能」と告知。なぜ日本シリーズ進出がかかる大一番で、空席が残ったのか。
最大の理由は、チケット価格の高騰だという。ホークスのCSチケットは5000円前後からだが、日本シリーズ仕様になると倍以上に跳ね上がり、バックネット裏は1席3万円を超えることも。外野席でも8000円台後半に達し、遠征組のファンからは「ハンバーガーを運ぶトレーまで有料で驚いた」「家族4人で遠征費を含めて10万円を超えた」「CSでこの値段では次回は無理かも」といった悲鳴が。
さらにホテル代や交通費の高騰も無視できないといい、博多市内の宿泊費はコロナ前の2倍から3倍に膨らみ、九州外からの遠征組の財布を直撃。「ひとりならまだしも、家族では無理」「テレビ観戦で十分」との現実的な声が増えていったという。
そこに拍車をかけたのが、チーム作りの方向性。モイネロや有原ら実績豊富な補強陣で戦力は整う一方、長年チームを支えてきた顔ぶれは限られ、親近感を持ちにくい部分も。柳田の一打にスタンドは大きく沸いたが、生え抜き選手の活躍で歓喜する阪神ファンをうらやむ声は少なくないと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部