佐々木朗希、土下座
Amazon ただのオフザケではなかったようだ。ドジャース・山本由伸がワールドシリーズ第2戦で完投勝利を飾った直後、ダッグアウトに向かう通路の途中で佐々木朗希と球団通訳のウィル・アイアトン氏が「土下座パフォーマンス」で出迎えたという。
「その写真を公開したのは、ドジャースの公式カメラマンであるジョン・スーフー氏です。インスタグラムで、山本の完投でチームが盛り上がっている様子が紹介されました」(メジャー関係者)
ポストシーズンマッチでの2試合連続完投勝利は、2001年のカート・シリング(ダイヤモンドバックス)以来、24年ぶりの快挙だといい、通算3000奪三振を達成した大投手に並んだのだから、やりすぎな感もするパフォーマンスが出たのは当然か。しかし佐々木は「本当に土下座したくなる」気持ちを秘めていた様子。
「左腕リリーバーのアレックス・ベシアが、ワールドシリーズの出場登録から外れました。『家族の事情』とのことなので、ケガではありません。本来ならクローザーのはずのタナー・スコットも、登録されませんでした。リリーバーの大半がシーズン終盤から不振に陥っており、ベシアの離脱は大きな戦力ダウンでした」(現地記者)
ベシアの離脱が大きく扱われなかったのは「佐々木がいるから」だという。シーズン終盤、リリーフに配置転換され、ポストシーズンマッチでも結果を出し続けているといい、ワールドシリーズ後半では重要な場面での起用が予想されるが、
「ポストシーズンマッチになって、緊張の度合いが増したようです。ベシアは気合で投げるタイプで、他のリリーフ投手を励ましていました。大抵の投手がボールゾーンに逃げていく変化球で三振を奪うんですが、ベシアはストライクゾーンに直球を投げ込んでいきます。緊張していた佐々木は、そんなベシアに励まされていました」(前出・現地記者)
とのこと。
リリーフ転向後、佐々木がストライクゾーンにフォーシームを投げ続ける「気合のピッチング」は、ベシアに倣ったものだそう。そんな心の拠り所がいなくなり、責任の度合いは増した。佐々木からすれば、山本の完投はどれだけ有り難たかったか、土下座で出迎えたくなる気持ちも分からなくはないと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部

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