2025/10/30 14:24

大谷翔平、来年3月のWBC「二刀流の見納め」可能性か

球場

2年連続ワールドシリーズに進出したロサンゼルス・ドジャースは、10月28日のブルージェイズとの第3戦で6時間39分に及ぶ死闘を制し、続く第4戦は2-6と敗北したが、シリーズ開幕前から強まりかけていたのが、“金満補強”への批判だという。ドジャースの大型補強への批判はいつものことだが、今回は聞き捨てならないものも。それがDH(指名打者)制のルール変更案だという。

「大谷翔平(31)が『DH兼先発投手』で出場した場合は、ピッチャーを交代させても、DHでは継続して試合に出続けることができます。2022年からこのルールが適用されましたが、その恩恵を受けているのは大谷だけ。メジャーリーグのベンチ入りメンバーは26人。通常12〜13人が投手ですが、大谷のいるドジャースは他チームよりも多く投手をベンチ入りさせた状態になります」(現地記者)

“大谷ルール”と呼ばれる現在のDH制を「以前の内容に戻せ」との声が噴出しているという。以前のルールとは、DHと投手を兼務できないもの。

「大谷が今季55本もの本塁打を打てたのは、投手降板後も打席に立つことができたからです。大谷ルールがなくなったら、ドジャース打線の得点力ダウンは必至」(同)

大谷が先発登板する30試合程度であれば、ドジャースは「得点力ダウン」を受け入れるのか。首脳陣は大谷と今後のことについて話し合うはずだが、これと重なって浮上してきたのが、「二刀流の限界論」だという。

「ドジャースが絶対に起こしてはならないとしているのが、大谷の3度目の手術です。そのため今季の投手復帰も、慎重な上にも慎重でした」(同)

投手・大谷の復帰は、6月16日(現地時間)。トミー・ジョン手術からの復帰は通常1年かかるといい、大谷が2度目の手術を受けたのは’23年9月だから、他の手術投手よりも半年以上遅れての復帰となったとのこと。

その理由は、ドジャース首脳陣が慎重を期したためだけではないようで、米国人ライターは

「シーズン中であり、打者としての調整もあったため、投手復帰の練習メニューに専念できませんでした。首脳陣はワールドシリーズ進出を見据え、ポストシーズンマッチでベストコンディションになればとも考えていましたが、二刀流の調整の難しさを口にしていました」

と語る。

大谷は来季、32歳になるといい、加齢とともに二刀流が見られなくなると懸念する米国ファンも多い様子。

DH制の改正が話し合われる今オフ、大谷はすでに二刀流の終焉も覚悟しているという。

メジャーリーグの投手は12月に練習を再開させるが、そこで大谷の練習メニューを見れば、二刀流の行き先も判明するとのこと。

ルール改正の結果次第では、大谷ルールの適用される来年3月のWBCが二刀流の見納めということにもなりかねないと「週刊実話WEB」が報じている。

見納めか!? ドジャースが決断する大谷翔平「二刀流卒業」の極秘プラン/サマリー|週刊実話WEB見納めか!? ドジャースが決断する大谷翔平「二刀流卒業」の極秘プラン/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部