『Netflix作品』本格復帰か...清純派崩壊、10社以上終了、『大河ドラマ』出演辞退も

俳優・永野芽郁の復帰が注目を集めている。
永野については9月上旬にフィリピンで写真集の撮影が行われていたことを10月2日発売の「女性セブン」(小学館)が報道。
さらに、人気グループSixTONESのジェシーと福本莉子がW主演を務めて今年3月に公開された映画『お嬢と番犬くん』などの作品で知られる小林啓一監督がメガホンを執るNetflix作品が復帰作となり、年内クランクインが決定したことを10月25日配信のWEB版「Smart FLASH」が伝えている。
永野といえば、今春に田中圭との不倫&韓国人俳優のキム・ムジュンとの二股交際を「週刊文春」(文藝春秋)が報じて世間の物議を醸した。
所属事務所は報道を否定するも、疑惑が浮上したことでそれまでのクリーンな清純派イメージは崩壊。10社以上のCM契約やレギュラーラジオ番組などが終了し、来年放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演を辞退することとなったが、民放テレビ局の局員は振り返る。
「『文春』は永野さんの所属事務所が報道を否定したことを受けて2人のLINEの内容を“第2弾”として伝えました。記事は文面のテキストのみでスクショ画面はなく、事務所は続報についても完全否定を貫きましたが、当人同士のものと思われる生々しいやり取りが注目を集めました。
その後、同じく『文春』が報じた永野さんと坂口健太郎さんとの過去の交際自体については事務所は事実と認めています。対応の違いから事務所サイドとしては不倫疑惑についてはあくまで『事実ではない』と世間やスポンサーにアピールしたかったのかもしれませんが、すでに永野さんが多くの仕事を失っている現状を鑑みても不倫疑惑によるイメージダウンの影響は甚大です。それこそ裁判でも起こして誤報であることを証明でもしない限りCMやテレビの仕事に関しては今後も尾を引くことになるでしょう」
そうした中、永野は主演映画『かくかくしかじか』がコンペティション部門に正式招待されたことを受けて7月にカナダ・モントリオールで開催された『第29回ファンタジア国際映画祭』の舞台挨拶に登壇。約2カ月ぶりに公の場に姿を現したものの、国内での活動は現在に至るまで確認されていないが、ここに来て写真集とNetflix作品という2つの大きな仕事が水面下で進行していることが報じられた。
もっとも、写真集に関しては永野が金髪姿で撮影に臨んでいることやこれまでリリースした過去の作品と一線を画す大人な雰囲気の内容になっているといった情報はあるものの、第一報を伝えたメディアの記事のほか他の後追い報道でも発売日は明らかにされていない。
別の芸能事務所のマネージャーはこう話す。
「仮に写真集の発売が事実なら、騒動以前から予定されていた仕事なのか、はたまた新たにオファーされたものなのかは定かではありません。ただ、一連の不倫疑惑報道がなければ売れっ子俳優として大河ドラマ出演をはじめ多忙なスケジュールに追われていたでしょうし、常識的に考えても後者の可能性が高いですよね。もしそうだとしたら、永野さんの事務所もかなり大胆な手に打って出たなというのが率直な感想です。昔からスキャンダルを起こした女性芸能人が話題性を逆手に取ったり、起死回生の策として写真集をリリースするケースはありますが、現状において永野さんサイドは不倫疑惑自体を否定しています。にもかかわらず、今回の写真集がくだんの報道にあるようなこれまでの俳優イメージとは異なる“新たな魅力”をアピールする内容なのだとしたら、かえって疑惑に対するバッシングの火に油を注ぐことにもなりかねませんからね」
そもそも、このタイミングで写真集をリリースすること自体がかなりのリスクをはらんでおり、そうした背景もあって発売日が未定となっているのかもしれない。
加えて、永野の所属事務所が数多くの人気俳優やモデル、タレントを抱える業界大手である一方、かねてから所属タレントのマネジメントやプロモーションに関しては私生活の話題を利用するなどの“寝業”をあまり好まない会社として知られていることからも、今回の写真集に関する報道に対しては業界内でも驚きの声が出ているという。
他方、復帰作とされるNetflix作品についてはさもありなんといった見方が強い。
「Netflixの作品については民放ドラマのようにスポンサー企業の目や視聴者からのクレームなどをそこまで気にする必要はないですし、これまでも逮捕されたピエール瀧さん、男性スキャンダルが報じられた篠原涼子さん、唐田えりかさんなどひと悶着あった芸能人の“復帰の場”として重宝されていますからね。永野さんについてはその演技力を高く評価する声も多く、俳優としてのこれまでの実績や話題性を加味しても騒動後にNetflixサイドから出演オファーがあったとて不思議ではありません」(前出の民放テレビ局局員)
とはいえ、本格復帰としては最良の場に恵まれたとしても、永野の未来が前途洋々とはお世辞にも言い難いのが実状だ。
ピエールが『サンクチュアリ‐聖域-』や『地面師たち』で俳優としての実力を再評価されて、今年9月には民放キー局の地上波復帰を果たしたのは記憶に新しいところだが……。
「21年7月の元夫の市村正親さんとの離婚発表から程なく韓国の男性アイドルグループのメンバーとの不倫疑惑が報じられた篠原さんは翌22年2月からNetflixで配信された『金魚妻』で主演を務めてそれなりに話題になりましたが、いまだ完全復活には程遠い状況です。東出昌大さんとの不倫騒動で世間の猛バッシングを浴びた唐田えりかさんも、24年9月から配信された『極悪女王』での好演が光りましたが、騒動から5年半以上が経った今なおスキャンダルが暗い影を落としている。それだけ令和においては女性芸能人の不倫沙汰に対する世間の逆風は強烈かつ根深いものとなっています」(前出の芸能事務所マネージャー)
まして、永野に関しては騒動以前はノースキャンダルの清純派女優として名をはせていただけに一連の報道内容とタレントイメージとのギャップはあまりにも大きく、仮に復帰作がヒットを飾ったとしてかつての輝きを取り戻すのは至難の業だろう。
それこそ、本格的な海外進出を果たし、活躍の場を国外まで広げる必要があるかもしれない、とサイゾーオンラインが報じた。
編集者:いまトピ編集部

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