【巨人】中川皓太(31)に新提案

国内FA権を8月に取得し、今オフの行使を視野に入れて熟考中と報じられた、巨人の左腕・中川皓太。野球解説者の高木豊氏が自身のYouTubeチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」で、長らく中継ぎを担当してきた中川に新提案である。
「俺はこのFAを機に『1回、先発やらせてもらえませんか』と言ったらどうやと思うんだよね」
高木氏は続けて、その理由を説明した。
「球種がどの程度あるかわからないけども、今は中継ぎに入っているから真っ直ぐとかフォークとか、そんなに多くの球種は投げてないと思う。だけど、人の良さがリリーフに出るな。俺は先発で6回はある程度、2点とか3点もらって投げる方が、彼は力を発揮するんじゃないかなと思う。あんな綺麗な投げ方で、中継ぎは難しい。威圧がないの」
ではなにゆえ、中継ぎのイメージが定着したのかといえば、
「原監督の使い方が『中で』と。『行け』と言われたら行くというか。だから使い勝手がたぶん、よかったんだと思う。それと、とっ散らかるピッチャーじゃなかったから。最近、真っ直ぐのスピードが落ち気味だし、原監督の時の状態と阿部監督の時の状態というのは、年齢的なこともあり、変わってきていると思うんだよね。それも含めて先発に回った方がいいって」
中川は2015年ドラフト7位で、東海大学から巨人に入団。当時の原辰徳監督の、大学の後輩にあたる。原政権で中川は中継ぎとして覚醒し、16試合連続無失点を記録。第2回WBSCプレミア12で初の日本代表入りを果たした。
高木氏のアドバイスに従って直訴し、手薄になった巨人先発陣の一角に中川は食い込むのかとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部
