まさか「近本光司の後釜」対策か

まさか「近本光司の後釜」対策か。WBCで阪神・森下翔太がセンターを守ることが、近本のFA移籍に影響を及ぼすかもしれない。
韓国との強化試合2連戦(11月15、16日・東京ドーム)を控える侍ジャパンに辞退者が続出。森下は通常のライトではなく、センターで出場するという。東海大相模高校時代はセンターを守っており、森下の野球センスなら無難にこなすかもしれないが、ある球界OBは、
「普通に考えれば今のメンバーからして、シーズンで森下がセンターを守ることはありえない。藤川球児監督は侍のセンターをOKしたようだが、何か別の意図があると勘ぐりたくなる。思い過ごしならいいが…」
ところが森下のセンター定着が現実味を帯びる異常事態の可能性は、ゼロではないのだ。在阪スポーツ紙遊軍記者が言う。
「近本がFAで出ていくのでは…との声があるのは事実です。関西では残留が基本線として報道されているわけですが、こればかりは分からない。近本の
友人を名乗る人物がSNSで『近本の心は巨人に傾いている』と書き込んで物議を醸しました。近本本人が残留を宣言していない以上、何があるか分かりません」
今年のドラフト会議では、サードとセカンドが本職の立石正広を1位指名。前出の遊軍記者によれば、
「佐藤輝明をレフトにコンバートして、立石にサードを守らせる可能性が出てきています。その場合、森下はどうなるか。近本がいなくなったセンターにすっぽりはまる、という計算が立ちますね」
兵庫県出身の近本だけに、阪神に対する愛着がある。自分の抜けた穴の心配もするだろうが、今や堂々とクリーンアップを打つ森下が後釜なら、近本の憂いは軽くなろうというもの。来春のWBCではラーズ・ヌートバーが踵の手術の影響で出場しないことが濃厚。森下がセンターに回る公算大だ。
「何かきな臭さを感じる」(前出・球界OB)という声は無視できないとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部

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