『侍ジャパン』格下に11失点、試合をやる意味があるのか

韓国との強化試合を1勝1引き分けで終えた侍ジャパンは、ピッチクロック、MLB球への対応など、新たな問題が浮き彫りになったようだ。格下といえる相手に2試合で11失点では「大丈夫か」と不安の声が出るのも無理はないが、球界からは今回の連戦そのものを疑問視する声が上がっているといい、スポーツ紙侍ジャパン担当記者は
「そもそも今回のメンバーは悪くいえば、メジャー組がいないし、辞退者が続出した『ニセ侍』。本番のメンバーに入る選手は何人いますかね。試合をやる意味があるのか、ということです」
と話す。
NPBはさすがにWBC本大会への出場を辞退する選手は少ないと踏んでいるようだが、事態は流動的。スポーツ中継関係者は、
「メジャー組がどれだけ出場してくれるかにかかっています。今のところ、ほぼ確定なのは鈴木誠也ぐらい。ドジャース軍団はどうなるか分かりません。鈴木ひとりでは申し訳ないが、心細いですね。メジャーリーグに移籍する村上宗隆や岡本和真にしても、移籍先によって先行きが分からないですからね。投手に関しては、メジャー組はゼロかもしれません」
と語っているとのこと。
そうなれば、昨年のプレミア12の覇者たる台湾のほか、韓国、オーストラリア、チェコと戦う1次予選は苦戦必至だが、前出の侍ジャパン担当記者は、
「NPBとしてはせめて、打者・大谷翔平だけでも出場してほしいのが本音ですが、現段階では不透明」
「ニセ侍」のままで、アーロン・ジャッジ率いるアメリカや、ウラジミール・ゲレーロJr.を擁するドミニカ軍団との激闘にまで、駒を進めることができるかと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部
