2025/11/17 17:25
吉井理人、佐々木朗希に「全力で3球投げたら壊れるんじゃないか」
Amazon 元千葉ロッテマリーンズ監督の吉井理人氏が14日、野球解説者・阿波野秀幸氏のYouTube『阿波野チャンネル』に出演。コーチ時代のエピソードを語ったという。
ロッテでは「投手コーチ」「コーディネーター」「監督」を経験したことから、各役職時代に印象に残っている出来事や試合を問われた吉井氏。コーチ時代では、佐々木朗希投手への指導を挙げたとのこと。
高校時代に最速163キロをマークし注目を集めた佐々木は、19年にドラフト1位でロッテに入団。1年目のキャンプ時に初めて見た吉井氏は「全力で3球投げたら壊れるんじゃないかってぐらい、体が弱そうに見えて怖かった」と回顧していたといい、
「朗希と同期の横山(陸人)ってやつを1軍に呼んで。高校時代の絶好調に持っていくように、まず3ヶ月ぐらいかけてやった。それでも、怖かったですね。すぐ壊れそうで。それだけボールがすごかった」
と説明。
その懸念から、1年目は「本当に慎重になりましたね」と細心の注意を払って指導にあたったと振り返っていたという。
「全力で3球投げたら壊れるんじゃないか」という吉井氏の言葉に、当時の佐々木の才能のすさまじさと、それに伴う危うさが凝縮されているといい、期待が大きい分、怪我をさせてしまったら…というプレッシャーは計り知れないものがあったはずだと「Sirabee」が報じている。
編集者:いまトピ編集部
