【約4割】「個室」で長くいたらされたこと「心配されたのかも」

公衆トイレの個室を利用しているとき、調子が悪いなどの理由から長居してしまうこともあるだろう。そんなときに、待っている人からノックされることもあるようだ。
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女634名に調査したところ、「トイレの個室に長くいたらノックされた経験がある」と答えた人は35.8%だった。
本当に利用している人がいるのが気になったり、あまりにも長いと心配になったりしてノックをされるのだろう。
職場の個室でノックされた30代女性は、「お腹の調子が悪くて、会社の個室を長めに使っていたんです。すると外が混んでいたみたいで、突然ノックされてしまいました。申し訳ない気持ちになり、すごく焦ってしまったんです。とりあえず、ノックを返しましたね」と当時を振り返る。
ノックされたことは納得しているようだが、「もちろんその人に悪気はなくて、むしろ心配してくれていたと思うんです。でもノックされると、心の余裕が一気になくなってしまうんですよね。できるだけ空いている時間にゆっくり使うべきとも思いましたが、お腹の調子はコントロールできないので…」とも話していた。
ノックされた経験がない40代男性は、「そもそも自分は、トイレを長く使うことがあまりないんです。基本的にトイレは短時間で済ませるし、お腹が痛くなったときくらいしか長くいることもありません。そういうときでも、ノックされたことは一度もないですね」と語る。
さらには、「もしノックされたとしても、『誰か待っているんだな』くらいにしか感じないと思います。お腹が痛いときにはすぐに出るのは難しいですが、そのような状況になったときにはできるだけ急いで出て対応したいですね」と続けた。
Xでは、「トイレの鍵かかってたら見ればわかるだろうに、ノックしてくるの腹立つ」とノックされてイラッとした人の声があった。
一方で、「トイレ待ち、10分経ったらノックするよ」「店に一つしかないトイレに10分も長居するなや」など個室での長居に不満を持った人も多くいた。
トイレの個室がなかなか空かないと、不安になり思わずノックしてしまう場合も多いのだろう。相手としては悪気がなく、むしろ親切心でノックしたのかもしれない、とSirabeeが報じている。
編集者:いまトピ編集部

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