2025/11/23 18:44

『巨人』撤退に転じたか「戦略的に撤退」

夕日

日本球界復帰を明言した「マエケン」こと前田健太の去就をめぐり、獲得を噂されていた巨人が“撤退”に転じたという。

前田は日米通算165勝を誇るが、ここ数年は思うような活躍ができず、今オフには日本球界復帰を明言。経験豊富な右腕獲得に複数球団が動き、巨人・楽天などの争奪戦が報じられていた。

ところが、最新の情報では楽天が“最有力”の座に。複数年契約+出来高付きで総額4億円以上のオファーを提示したとされ、前田側が求める「先発起用」「長期契約」という条件にも合致し、ほぼ内定しているという。

しかし、これは巨人が買い負けたわけではなく、むしろ戦略的に撤退したというのだ。

「先発補強という巨人側のニーズは、すでに“新助っ人”に移っている。マエケン獲得なら話題性は抜群だが、年齢や契約年数、活躍保証では未知数な部分も多い。対して、若手~中堅で、即戦力かつ成長性も見込める外国人投手が、即戦力として適合すると判断されたようです。また、マエケン側が複数年を重視していたため、1年契約が軸の巨人とは合致しなかった事情もあるようです」(球界関係者)
これを示すかのように、巨人は親会社・読売グループのスポーツ報知が、身長2メートル超、最速160キロ右腕の2016年メジャードラフト1位・ウィットリーを新助っ人に獲得することが報じられた。

巨人が来季38歳の前田より“新戦力”に軸を移し、争奪戦から撤退したことが見て取れる。

一方、楽天側の“熱意”は際立つ。先発に絶対的な柱を欠く今季、楽天は“計算できる先発”を真っ先に補強ポイントに挙げており、マエケンはまさにそのニーズに合致。メジャー経験を活かせるベテランという点も魅力で、争奪戦勝利は目前といえそうだ。

「現時点では正式発表に至っていないが、交渉そのものは最終段階。巨人は助っ人へ方針転換、楽天が本命という図式は、概ね合致していると見る向きが多い」(同)

ここでファンとして注目すべき点は2つ。1つは、マエケンがどのような契約形態で日本復帰を果たすか。
もう1つは、巨人がマエケンを見送ってまで行った代替補強がどう出るかだ。160キロ超の先発は頼もしいが、日本に適応できるかは博打の要素も孕んでいる。

カープから楽天、日本時代のマエケンは、赤いユニフォームがよく似合う、と週刊実話WEBが報じた。

“マエケン争奪戦”から巨人が撤退へ! 160キロ助っ人に補強を転換、水面下では“楽天・前田”内定か/サマリー|週刊実話WEB“マエケン争奪戦”から巨人が撤退へ! 160キロ助っ人に補強を転換、水面下では“楽天・前田”内定か/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部