本屋大賞、翻訳小説部門に「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」発掘部門は「プラスティック」
10日に発表された本屋大賞では、大賞作「成瀬は天下を取りにいく」のほか、翻訳小説部門と、2022年11月以前に刊行された作品を対象にした発掘部門が選ばれた。 ...
04月22日 10:00
宮島未奈「成瀬は信じた道をいく」 自由すぎるこの人生を見よ
近代までの文学は、主人公の名前がタイトルになっている作品が多い。文学の役割の一つは、ロールモデルを提示することだったからだ。読者は主人公の人生をお手本にしたり...
04月16日 10:00
東雅夫さん注目のホラー・幻想3冊 ミステリ+怪談、愛すべき懐の深さ
すみせごの贄怪談刑事アーサー・マッケン自伝 長編ホラー新人賞の最終選考委員を拝命、無事に選考を終えた。お相手は、いま注目の現役ホラー作家・澤村伊智。率直な指摘の...
04月15日 10:00
本屋大賞に「成瀬は天下を取りにいく」 宮島未奈さん「これからも、成瀬と一緒なら大丈夫」(発表会詳報)
全国の書店員がいちばん売りたい本を投票で選ぶ「2024年本屋大賞」(第21回)が4月10日、発表され、大賞に宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)...
04月10日 14:12
神道関連の本、数十年かけてつくった圧倒的な品揃え:国学院大学生協書籍部
神道を専門に学べる大学の書籍部ならでは 現在、全国には約8万の神社があり、「八百万の神々」といわれるように、各地の神社には多彩な神々が祀られている。神道は開祖や...
04月08日 09:00
宮島未奈さんの読んできた本たち 「成瀬は天下を取りにいく」につながる、中2で読んだ「失楽園」
お話を聞いた⼈宮島未奈(みやじま・みな)1983年静岡県富士市生まれ。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による...
03月31日 10:00
崖っぷちボクサーの「狂気の挑戦」を切り取った9カ月 「一八〇秒の熱量」山本草介さん×米澤重隆さん対談
お話を聞いた⼈山本草介(やまもと・そうすけ)映像作家。1976年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。2006年劇場用映画「もんしぇん」で監督デビュー。以降フリ...
03月29日 10:00
今を輝こう しなやかに力をつけてね 教育評論家・尾木直樹さん@高岡市立横田小学校
学校を訪ねた人尾木直樹(おぎ・なおき)教育評論家・法政大学名誉教授滋賀県出身。早稲田大学を卒業後、中学・高校の教師として22年間、創造的な教育実践を展開。その後...
03月29日 10:00
きょうだいユーモア絵本「ぼくの兄ちゃん」が復刊! よしながこうたくさんインタビュー 子どもはいつもサバイバル
お話を聞いた⼈よしながこうたく1979年、福岡県生まれ。九州産業大学芸術学部在学中から作家活動を始める。絵本作家デビュー作『給食番長』が大ヒットに。同シリーズ最...
03月25日 10:00
本を読む、夢を追って努力する、人生おもしろくなる! 小説家・今村翔吾さん@山口市立大殿中学校
学校を訪ねた人今村翔吾(いまむら・しょうご) 1984年京都府生まれ。2017年、『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』(祥伝社文庫)でデビュー。「羽州ぼろ鳶組」シリーズなど...
03月19日 10:00
八戸ブックセンター(青森) 市営書店だから目指す「売り上げよりも大事なもの」
2016年12月にオープンした八戸ブックセンターは、八戸市が運営している。前市長が八戸市を「本のまち」にすべく公約を掲げ、その推進拠点として生まれた経緯を持つ...
03月17日 10:00
「芦別」書評 炭鉱の町の記憶を伝える
「芦別」 [編著]嶋﨑尚子、西城戸誠、長谷山隆博 北海道芦別市は、戦前から炭鉱と電力の町として、エネルギー供給を担った。特に戦後は大手5炭鉱を中心に急速な発展を...
03月16日 07:00
熊本編 火の国、水の国、そして石の国 文芸評論家・斎藤美奈子
1896(明治29)年から4年間夏目漱石は旧制五高(現熊本大学)で英語を教えていた。〈智に働けば角が立つ。情に棹(さお)させば流される〉の名言で知られる『草枕...
03月06日 10:00
京都の大垣書店、東京初進出 新しい“街” 麻布台ヒルズで目指すもの
あの大垣書店が東京に!?「大垣書店って岐阜の本屋さんですか? ってよくお客さまに聞かれます(笑)。でもその問いかけがきっかけで、京都の書店であることを説明しつつ...
03月05日 09:00
「本のまち八戸」を全国に広めたポプ担さん 創業96年「木村書店」が迎えた最後の日
は〜るばる来たぜ八戸! 元ネタと「は」しか合っていないが、八戸はずっと、コロナが落ち着いたら行きたい場所のひとつだった。なぜなら人口約23万人、県内2位の人口...
02月11日 10:00
「風に立つ」書評 不器用な親子 言葉に出す勇気
「風に立つ」 [著]柚月裕子 七人きょうだいのはずだった父が亡くなった後、実は他に三人、姉妹がいたと判(わか)り驚いた経験が私にはある。会社員時代の父は毎日深夜...
02月10日 07:00
富山編 海と山が近い、蜃気楼的世界 文芸評論家・斎藤美奈子
江戸川乱歩『押絵(おしえ)と旅する男』(1929年/光文社文庫など)は富山湾の蜃気楼(しんきろう)から話がはじまる。魚津で蜃気楼を見た帰り、上野行きの汽車に乗...
02月07日 10:00
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