日銀 決定会合での主な意見公表

日銀、政策修正へ春闘が決め手に 市場織り込みも安心感=3月会合意見

(ロイター) 2024/03/28 10:17

日銀が18―19日に開催した金融政策決定会合では、賃金と物価の好循環を確認する上で春闘の1次集計などが決め手となり、政策修正に踏み切るべきだとの意見が出ていたことが明らかになった。写真は、2024年3月19日に本店で会見する日銀の植田総裁。(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

日銀が18―19日に開催した金融政策決定会合では、賃金と物価の好循環を確認する上で春闘の1次集計などが決め手となり、政策修正に踏み切るべきだとの意見が出ていたことが明らかになった。写真は、2024年3月19日に本店で会見する日銀の植田総裁。(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

(ロイター)

Takahiko Wada

[東京 28日 ロイター] - 日銀が18―19日に開催した金融政策決定会合では、賃金と物価の好循環を確認する上で春闘の1次集計などが決め手となり政策修正に踏み切るべきだとの意見が出ていたことが明らかになった。日銀が事前に「マイナス金利解除後も緩和的な金融環境が続く」との情報発信を強め市場が織り込んだことで、政策修正を決定しても混乱は生じにくいとの読みも後押した。追加利上げについては、経済・物価情勢をみながら「ゆっくりと着実に」進めていくのが適切との意見があった。

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