ものを減らしてすっきりとシンプルに、丁寧な暮らしを…なんて程遠い、「まだ使うかもしれない」が口癖で、簡単にものが捨てられないということはありませんか?

ものを捨てることが苦手で新居はすでにものでいっぱい、実家にはまだたくさんのものを残している…最近捨てることに目覚めたライターの原こさんに、実際に服を減らして得られたメリットを教えてもらいました。

衣替えの必要がない

衣服の収納スペースによって季節ごとに必要になる衣替え。段ボールを押し入れから引っ張り出すのって、意外と体力をつかいますよね。

今まで春夏秋冬の4回衣替えをしていても、服を減らせば、夏服を出すときと冬服を出すときの2回になります。

これだけ聞くとそこまで魅力を感じないかもしれませんが、たとえばあと50年生きるなら、衣替えの回数は200回となるので100回の差が生じます。

今後子どもが成長したり家族が増えて…となると、その分の労力も上乗せされていきます。

目標は現在使っているタンスをそのまま使いつつ、衣替えの必要がないところまで服を減らすことです。

服を探す手間が最小限に

季節が変わると、あれ?去年の冬って何着ていたっけ…?とコーディネートに悩んだり、逆に着たい服が見つからずに探すなんてことはありませんか?

去年一度も着なかった服、着たけど好みじゃない服などを思い切って手放し服を減らしたら、そもそも着る服があまりなくなるので、悩んだり探すことも減ります。

私服で通勤するなら、服選びはほぼ毎日のこと。
日々の小さなストレスから解放されますよ。

減らしながらおこづかい稼ぎができる

服を処分するときは、不用品回収ボックスに持って行くというかたが多いのではないでしょうか?

もちろんそれが悪いわけではまったくないのですが、ちょっと待ってください!
処分する服をフリマサイトに出品したり、リサイクルショップの買い取りを利用しておこづかいを稼ぎませんか?

ブランド品でないと売れないのでは?と思うかもしれませんが、ノーブランドでも大丈夫です。

例えば、フリマサイトに出品したTシャツが400円で売れた場合、400円から送料と販売手数料を引くと、手元に残るのは185円。
大金を稼げるというわけではありませんが、おやつ代くらいは手元に残ります。

眠っている服、ありませんか?

気に入っているものやよく着ているものを無理に手放す必要はありませんが、体型や趣味の変化、年齢などのライフスタイルによって着る服は変わっていきます。

思い切って服を手放すことで、快適さを手に入れませんか?


■執筆/原こさん…夫、妻、2歳の娘の3人暮らし。家事は好きだけど苦手、昔からものが捨てられずに押し入れに詰め込み隠すのは得意。おいしいものが好き。目標は節約しながら心も身体も満たす毎日を。

編集/サンキュ!編集部