【TOP FLAG】オーナーの好みとプロショップの合わせ技で唯一無二の1台を！

2024/04/04 10:05

　デモカーといえばコッテリしたクルマが多いが、このJB64は比較的薄味。しかしその中身に関してはトップフラッグのこだわりが詰まっている。
　まず外装から紹介する。前後バンパーはペニーレイン製のストレートツインバンパーとリアストレートバンパーに換装。これはSNSでも人気でオーナーさんのチョイス。外装の好みは人それぞれなのでこうしたパーツに関してはオーナーの意見を積極的に取り入れるという。
　サスペンションはトップフラッグ山田氏のチョイス。「誰が、どこで、どう乗るか」をしっかりとヒヤリングし、その使い方に合ったキットを選ぶという。このクルマは「街乗りを中心に将来はキャンプ」とのことなので、乗り心地がよく家族で乗っても安心のORSタニグチ製をチョイス。補正パーツもしっかり同梱されるほか、ショックは減衰力を調整できるので、荷物を載せたときなど、あらゆるシーンにマッチすることができるのだ。その足元には軽量なレイズTE37XとジオランダーX‐ATの195R16。ルーフにはCLリンク製のルーフキャリアを装備し積載性もアップさせている。
　ちなみにトップフラッグの山田代表は本格オフローダーでもあるので、バリバリのクロカン仕様のオーダーも可能。あらゆるニーズに誠実に応えてくれる。トップフラッグはそんなユーザーに寄り添ったプロショップなのだ。

安心して乗れる性能とカッコ良さを両立する

モデルチェンジのたびに新たなファンを獲得するジムニー。特にJB64/74はオフローダーだけでなくシティユースも含めたユーザーを取り込み、高い人気を誇る。そんなユーザーに合わせたカスタムを提案するのもトップフラッグの得意とするところ。コストや見た目だけでなく、安全性や使い勝手も考えたプロのノウハウが入ったカスタムとなっている。

オリジナルパーツを使わずオーナーの希望とショップのノウハウで作り上げたジムニー。オーナーさんが満足して乗れることが一番というトップフラッグの考えが表れている。

街中を中心にオフロードも走ることを考えてオフロードサービスタニグチのサスに交換。これはトップフラッグ山田さんのセレクトだ。

サスペンションキットにはキャスター角の補正パーツやラテラルロッド位置の補正パーツも含まれているので操作性の違和感もない。

クロスメンバーは社外品に交換する。純正ではサスが伸びた時にプロペラシャフトと干渉するため。こうした見えないカスタムもプロの技だ。

SNSでも人気のペニーレイン製バンパー。フォグランプ付きで悪天候でも安心だ。こちらはオーナーさんからのオーダーだという。

リアバンパーもペニーレイン製。純正テールランプを使用できるのでコストも低減。前後のメーカーを合わせたことで統一感もある。

リアバンパーと同時交換したいのがマフラー。これはデュアルエンドがカッコイイ 5ZIGEN製。車検対応なので安心して乗れる。

こちらもSNSでも人気のCLリンク製ルーフラック。純正オプションパーツのような一体感のあるデザインが人気の秘密だ。

タイヤ＆ホイールは街もオフロードも快適に走れるジオランダーのX-ATと、軽量かつ高剛性なレイズTE37Xを組み合わせている。

家族でも安心してのれる使いやすいカスタム

いい意味で薄味な、それでいてツボをおさえた通好みカスタムを行なったのがこのジムニーだ。外装など好みの分かれるパーツはオーナーさんの希望を取り入れている。しかし足回りに関しては目的を聞いてからショップ代表の山田氏がチョイスする、二人三脚で仕上げたことが最大の特長。初めてジムニーのカスタムを行なうというビギナーは多くの社外パーツに目を奪われ、カッコイイだけが先行してしまうこともあるが、しかし楽しさや安全面に関わる部分に関してはプロの意見を取り入れる。長く楽しく安全に乗ってほしい…そんな思いが詰まったジムニーカスタムとなっている。