【CRIMSON】ミリタリーテイストを感じさせるアーマーボルトと無駄のない極太スポークで生みだすタフな〝最新MG〟「MG ARMOR FF」

2024/03/26 09:48

◆MG ARMOR FF

クリムソンが誇る超人気ホイールブランド『MG（エムジー）』に、2024年、待望の最新モデルがデビュー！その名も『MG ARMOR FF（アーマーエフエフ）』。無骨な太さの中に洗練されたムードを漂わせるスポークはリムまでしっかりと伸び、大型ボルト装飾（アーマーボルト）によるビードロックテイストと融合。まさに新時代の王道ミリタリーホイールだ。

ショットガンブラック

マットブラッククリア

さらにネーミングに盛り込まれたFFが意味するものは、フローフォーミング製法を採用しているという証。
つまり、鍛造製のホイールに肉薄するような強靭さと想像以上の軽さを誇るということだ。
　この圧倒的なフォルムを際立たせるカラーはコダワリの2色設定。今回右ページのシエラに装着したのが半艶感のあるマットブラッククリアで、6スポークのディスクデザインがまるで浮かび上がって見えるようなフィニッシュを採用。もう一方も同じアウトクラスカーズのデモカーであるシエラにマッチングしているが、ザラつきのある表面処理でミリタリー感を強調するショットガンブラックとなる。

リムフランジと一体感のあるディスクを表現した無骨なスポークを採用。リムファスナー部分にはビードロックテイストのある『アーマーボルト』と呼称する大型の装飾ボルトをセット。

圧倒的の深みのあるコンケイブ形状とディープリム、そしてリムオーバースポークといった要素は、これまでのMGシリーズの意匠が受け継いだものだと分かる。ただし、仕立てを変えていることで、MGらしさは感じさせるがこれまでのどのモデルとも違うフォルムを披露。

カラーはブラックを基調に、イメージが全く異なるショットガンブラックとマットブラックリアの2色展開。特に前者の表面処理はまさにMGシリーズにこそ似合うフィニッシュだ。

※フローフォーミング製法と？

鋳造したアルミ素材を回転させながら、ローラーで熱間鍛圧（スピニング）加工を行ない、リム部の板厚形状を完成品と同等まで成形する製法。リムを引き伸ばして肉薄化することで、鍛造製法特有の金属結晶組織であるメタルフロー（鍛流線）を、鋳造製法でも生み出すことが可能となり、鋳造製法でありながら鍛造製法と同等の剛性や伸び等の強度性能を実現。また、リムを引き伸ばして肉薄化することで、軽量化も実現できる革新的鋳造製法なのである。