【MLB】ドジャース5−2パドレス(4月14日・日本時間15日/ロサンゼルス)

 現代の“魔球”と呼ばれるナックルボール。日本では投げる者がいないこのボールに、ドジャースの大谷翔平選手も思わず“ガン見”した。

【映像】回転してない?魔球をじっくり見つめる大谷の表情

 大谷が「2番・DH」で先発出場したこの試合。パドレス先発はナックルボーラーの右腕・ウォルドロン。初回、先頭のベッツは77マイル(約123キロ)のナックルボールに対して空振り三振。これを見た元メジャーリーガーで解説の長谷川滋利氏は「なかなか速いナックルボールですね」と驚いた。

 続いて大谷の打席、初球は外角へ外れるナックルボール。大谷は大きく動くそのボールを凝視。これがナックルか、とでもいうようにバットを握り直した。長谷川氏は「大谷君は見たことないんじゃないですか?今まで。日本はいませんし」とやや心配げ。2球目は真ん中低めへのまたもナックルボール、地面に付いてしまうほどの変化で、捕手・ヒガシオカはうまくキャッチできない。視聴者からは「回転してない!!」「すげえ変化」「なっくるえぐ」「落ち方えぐすぎやろ」「この速さでよく無回転できるな」と驚きのコメントが次々に寄せられた。

 カウントは3-0となり、今度は胸元を突く速球でボール。そして最後は高めへ浮いた速球がボールとなり、大谷は四球で出塁した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)