【MLB】ナショナルズ1−4ドジャース(4月23日・日本時間24日/ワシントンDC)

 ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。第5打席で2試合連続となる6号アーチを放ち8試合連続ヒットとした。打球速度118.7マイル(約191キロ)はホームランとしてはキャリア最速、飛距離450フィート(約137メートル)は今季最長という1発だった。試合は終盤に勝ち越したドジャースが勝利し2連勝としている。

【映像】どこまで飛ぶんだ…大谷翔平、今季最長、自己最速137メートル弾

 大谷は1死走者なしで迎えた1回の第1打席、ナショナルズ先発左腕コービンに対しフルカウントまで粘りを見せるも、9球目のスライダーにバットを粉々に折られセカンドゴロ。3回の第2打席はカウント2-2からセンターフライに倒れた。

 第3打席は、2アウトながら前を打つベッツがヒットとエラーで二塁に進んで迎えたものの、内角にきたストレートを打ち上げてしまいセンターフライ。2死走者なしで迎えた7回の第4打席はストレートの四球で、大谷は21試合連続出塁とした。

 そして9回、先頭打者として打席に入った大谷はバーンズの2球目をフルスイング。打った瞬間という当たりがライトスタンドに飛び込み、2戦連発6号アーチに。前の試合で松井秀喜氏を上回り単独最多に躍り出た日本人メジャー選手の通算本塁打記録を「177」に更新した。

 試合は2回にナショナルズが1死走者一、三塁からヤングが見事にセーフティスクイズを決めて1点を先制。5回まで0-1で進んだが、ドジャースは6回に2死走者なしからテオスカー・ヘルナンデスのヒットを足がかりにキケ・ヘルナンデスがタイムリーを放ち同点に追いつく。そして1-1の8回、代打アウトマンにタイムリーツーベースが飛び出しドジャースが勝ち越し。さらに9回にも大谷に1発が飛び出し、ドジャースが勝利し今季14勝11敗としている。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)