大分県玖珠町で5月5日に開催される第75回日本童話祭に向けて、シンボルのジャンボこいのぼりが17日、玖珠川の河川敷で虫干しされた。黒ゴイ(長さ60メートル)と青ゴイ(同55メートル)の2体。こども園などの園児約130人が見学に訪れ、町職員と一緒にこいのぼりを広げたり、上でかけっこを楽しんだりした。

 祭り本番では河川敷会場で黒ゴイを送風機で膨らませて通り抜けできるようにし、青ゴイはクレーンでつって泳がせる。三島会場にも通り抜けできる長さ30メートルの赤ゴイが登場する。

 童話碑前である式典では玖珠町出身の口演童話家・久留島武彦の生誕150年を記念し、全国語りべ大会で久留島武彦賞を受賞した2人を招き、語りを披露してもらう。(貞松慎二郎)