今回は「面倒臭い」についてご紹介します!
様々な物事を押し付けられたり、いろいろやらなくてはいけなかったりすると「面倒臭いなぁ」って思いますよね。
この時、別に何も臭っていないのになぜ「臭い」というのでしょうか?
今さら聞けない答えを内緒でチェックしましょう!
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「面倒臭い」って何が臭い?その答えは……!?
「面倒臭い」の「臭い」には好ましくないという意味があるのです。
つまり、面倒の程度がひどいことを表しています。
辞書で「臭い(くさい・におい)」を調べてみると、
【形容詞】
1 不快なにおいを感じる。いやなにおいがする。(あのトイレは臭い)
2 疑わしいようすである。怪しい。(あの行動はどうも臭い)
3 演劇などで、せりふの言い方や動作が大げさすぎてわざとらしい。(臭い芝居)
【接尾語】
1 …のようなにおいがする意を表す。(汗臭い)
2 …のようなようすであるの意を表す。(年寄臭い)
3 上にくる語の意を強める。(面倒臭い)
※参考:weblio辞書
大昔は「臭い」に芳しい匂いも含まれていたようですが、「臭い」の語源としては「腐る」「糞」「朽ちる」などといわれており、現在はマイナスの意味で使われることが一般的となっています。
「面倒」についてもう少し
「面倒臭い」の「臭い」については、その程度を強調するということでした。
しかし、もう少し踏み込むとそもそも「面倒」の面が倒れるって何だろうと思いませんか?
ここからは、「面倒」についても少しだけ紹介したいと思います。
「面倒」の由来
「面倒」という言葉には由来となる説がいくつかあります。
そのうちの2つをご紹介していきます。
▼「めどうな」の音変化
あまり聞きなれないですが、「目どうな(だうな)」に由来するというものです。
「どうな」とは無駄になることや無駄に浪費することなどを指します。
「目どうな」は簡単にいうと、見ることが無駄だという意味になります。
これが転じて「めんどう」となり、「面倒」という漢字が充てられたということです。
▼「めでる」の音変化
もう1つの説としては、「めでる」が関係しているというものです。
「めでる」には、感心する・ほめるというような意味があります。
これ自体はプラスのイメージですが、ほめたり感謝したりするときの気恥ずかしさや決まりの悪さというような複雑な感情部分が強調されて、わずらわしさなどの意味だけが残り、「めんどう」へ変化したともいわれています。
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まとめ
今回の「面倒臭い」って何が臭い?の答えは、「好ましくないことを強調している」ということでした。面倒なことはなるべくしたくないですが、どうしてもやらなくてはいけない時は、少しでも楽しくやれる方法を見つけられると良いですね。
家事なども動画を見たり、音楽を聴いたりしながらやると少しは辛さが軽減できるかもしれませんよ。
というわけで、
次回の「今さら聞けない」もお楽しみに!
文/ASOPPA!事務局