○ ダイヤモンドバックス 4x−3 ドジャース ●
<現地時間4月30日 チェイス・フィールド>

 ロサンゼルス・ドジャースが今季初のサヨナラ負け。適時打無しでしぶとく得点を重ねたが、ブルペン陣が誤算となった。

 球場内に蜂の大群が発生し、2時間近く遅れての開始となったこの試合。4回裏、ダイヤモンドバックス4番ウォーカーの6号ソロで先制を許したドジャースだったが、5回表に暴投、6回表にはボークで得点。相手投手のミスに付け入り、打点無しで逆転に成功した。

 ところが8回裏、二死三塁から4番手ダニエル・ハドソンがモレノに適時打を浴び、痛恨の救援失敗。試合は延長タイブレークへ突入した。

 10回表、ドジャースは2つの四球で一死満塁の好機を作り、ウィル・スミスの左犠飛で再び勝ち越し。しかし10回裏、回跨ぎとなった5番手ナビル・クリスマットが先頭打者ウォーカーにこの日2本目となる逆転2ランを被弾。またしても逃げ切りに失敗し、今季初のサヨナラ負けを喫した。

 ドジャースは月間16勝11敗という成績で4月を終え、貯金6でナショナル・リーグ西地区の首位。日本時間5月2日、カード勝ち越しを懸けた3戦目には山本由伸の登板が予定されている。